福島民報
仮設で男性孤独死 富岡の避難者、数日後発見 郡山
東京電力福島第一原発事故に伴い、郡山市緑ケ丘東七丁目の仮設住宅に避難している富岡町の男性(66)が室内で死亡していたことが13日までに分かった。
町によると、5日朝、仮設住宅の住民が「(亡くなった)男性の姿を見掛けなくなった」と生活支援相談員に伝えた。相談員が室内に入り、台所付近で倒れている男性を発見した。玄関の戸の鍵は開いていたという。死後数日が経過しており、病死だった。同町によると、仮設住宅で町民が一人で亡くなったのは、町が確認しただけで5件目。
仮設住宅の住民の話では、男性には家族がいるが、一人暮らしだった。室内の電気が5日の前の数日間にわたってついており、ポストに新聞がたまっていたという。仮設住宅自治会の男性役員は「住民同士が互いに声を掛け合い、同じことを繰り返してはならない」と死を悼んでいた。
( 2014/03/14 08:32 カテゴリー:主要 )
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