アカデミー賞写真で最多リツイート記録更新
韓国サムスン電子は、2日夜に行われたアカデミー賞授賞式の休憩時間に流される宣伝に推定2000万ドル(20億3000万円)近くを投じた。しかし、授賞式の間の司会者エレン・デジェネレスさんによる宣伝効果の方がはるかに大きかったかもしれない。
デジェネレスさんは授賞式の放送中にサムスン製の白いスマートフォンを出し、俳優のブラッドレイ・クーパーさんに手渡すと、彼はブラッド・ピットさん、メリル・ストリープさん、ケビン・スペイシーさん、それにジェニファー・ローレンスさんらとの「セルフィー(自分撮り)」を楽しんだ。
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この宣伝の価値は、デジェネレスさんがセルフィーについてツイッターでつぶやいたことでさらに高まった。このツイートは3日午後の時点で300万回近くリツイートされている。彼女のつぶやきではサムスンという言葉は出てこないが、写真がサムスン製品で撮られたことはテレビを見ていれば一目瞭然だ。
ソーシャルメディアのコンテンツを調べている会社コンテラによれば、サムスンは一時ソーシャルメディア上で1分間に約900回も言及されていた。
しかし、完璧というわけでもなかった。多くの人はツイッターで、デジェネレスさんが当夜、サムスンのライバルである米アップルの「iPhone(アイフォーン)」でつぶやいていたと書き込んでいるのだ。サムスンは彼女がアイフォーンを使っていたことへのコメントを拒否した。
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