米大統領夫人 中国を訪問へ （ＮＨＫ） ： 日本は素通り

ＮＨＫ
米大統領夫人 中国を訪問へ
3月4日 7時28分

アメリカのオバマ大統領のミシェル夫人が、今月１９日から１週間の日程で中国を訪問することになり、習近平国家主席の彭麗媛夫人と会談するほか、学校などを訪問し両国の交流に取り組む予定です。

アメリカ、ホワイトハウスは３日、オバマ大統領のミシェル夫人が今月１９日から２６日までの日程で、２人の娘と共に中国を訪問し、首都・北京のほか、古都、西安や内陸部、四川省の成都を訪れると発表しました。
滞在中、ミシェル夫人は習近平国家主席の彭麗媛夫人と会談するほか、北京と成都では、現地の高校や大学を訪問して教育の重要性を訴える予定です。
また、中国の歴史や文化を学ぶため、さまざまな関連施設を訪れるとしています。
ミシェル夫人は、ホワイトハウスの公式ブログで「１３億人の人口を抱える中国は世界の舞台で重要な役割を担っている」と指摘して、今回の訪問の意義を強調するとともに、両国の交流に取り組む姿勢を示しています。
ミシェル夫人は去年６月、彭麗媛夫人が習近平国家主席に付き添ってアメリカを訪れたときに面会せず、中国国内からは不満の声も出ていました。
このため、今回、１週間にわたって中国に滞在することを決めた背景には、中国の国内世論への配慮もあるものとみられます。