2017年9月13日水曜日

「描き続けていると、絵のほうから色々なことを教えてくれるようになる。物理現象や量子論とかまでも、絵の感覚でわかってくる。」(荒木飛呂彦) (鷲田清一『朝日新聞』折々のことば2017-09-08)

描き続けていると、絵のほうから色々なことを教えてくれるようになる。物理現象や量子論とかまでも、絵の感覚でわかってくる。
荒木飛呂彦

 色んなものにそつなく目配りするより、一つのことをとことん究めるほうが、別領域のものについても正確な判断ができるようになる。
絵や音楽、文学や科学も、それぞれの流儀で世界を探究する緻密な努力だから。
連載30周年を迎えた漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の作者の、第41回全国高校総合文化祭での講演(8月1日)から。

(鷲田清一『朝日新聞』折々のことば2017-09-08)

0 件のコメント: