ロイター
シリアへの軍事介入、米国人の支持率はわずか10%=調査
2013年 05月 2日 08:47
[ワシントン 1日 ロイター] ロイターとイプソスが1日発表したオンライン世論調査で、シリア内戦への軍事介入を支持する米国人がわずか10%であることが分かった。アサド政権による化学兵器の使用が確認された場合、支持すると答えた人の割合は27%に上昇した。
4月26日から5月1日にかけて18歳以上の米国人519人を対象に行われた調査では、軍事介入を支持しないと答えた人は61%に上り、化学兵器の使用が確認された場合でも、44%がなお反対すると答えた。
一方、シリア内戦について聞いたことや読んだことがないと答えた人も36%で、米国人の多くがこの問題に無関心であることも分かった。
オバマ米大統領はこれまで、シリア問題への直接的な介入を避けているが、化学兵器の使用が「レッドライン(越えてはならない一線)」だと昨年明言していた。
大統領は先月30日、化学兵器が使用された証拠があると明らかにしたものの、シリア反体制派に既に提供している非軍事物資以外に支援を拡大するには、さらに多くの情報が必要だと述べた。
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