沖縄の平和教育は「戦争に対する嫌悪感から派生する思考停止」と市議会で暴言を吐いた石垣市の玉津教育長に対して、議会から不信任決議が出され、保守系3人の議員も賛成し、可決された。(25日)。氏は八重山地区に育鵬社公民教科書を強引におしつけるなど、乱暴な教育行政が際立っていた人物。
— 赤嶺政賢 (@akamineseiken) September 25, 2013
沖縄タイムス
石垣市教育長に不信任 言動を問題視
2013年9月26日 09時39分 (1時間9分前に更新)
【石垣】石垣市議会(伊良皆高信議長)は25日の市議会9月定例会最終日で、議員提案された市教育委員会の玉津博克教育長の不信任決議案を無記名投票で採決し、賛成11、反対7の賛成多数で可決した。決議に法的拘束力はなく、議会後、玉津教育長は「意見を真摯(しんし)に受け止め、業務にまい進したい」と職務を継続する姿勢を示した。
決議では、玉津教育長が19日の一般質問で県内の平和教育について「思考停止」と発言したことや、琉球大学との教育活動支援・協力事業で特定の准教授を事業から除外するよう求めた問題を挙げ、「公正中立を堅持しなければならない立場を大きく逸脱するもので、その資質が問われている」と指摘した。
玉津教育長への不信任決議は6月定例会でも野党側から提案されたが、賛成少数で採決に至らなかった。
25日の本会議には与党系10人、野党系8人が出席。不信任決議では与党系から3人が賛成に回ったとみられる。
教育長への不信任決議提案を前に、与党議員から漢那政弘副市長への辞職勧告決議案が提案されたが、賛成少数で採決は見送られた。一部与党議員は市執行部への反発を隠さず、与党内の溝が来年3月投開票の市長選に影響する可能性もある。
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