福島民報
地下水バイパスが停止 東京電力福島第一原発の南側1カ所 大量の異物くみ上げ
東京電力は21日、福島第一原発の汚染水対策の柱とされる地下水バイパスで、「十一番」と呼ばれる井戸で大量の藻のような生物をくみ上げたため、この井戸からの地下水のくみ上げを停止したと発表した。
問題の井戸は12カ所の専用井戸のうち、南から2番目にある。
15日、作業員がこの井戸でくみ上げた地下水の中に大量の異物を見つけた。東電は21日から2週間程度、この井戸のポンプを分解、清掃し、原因を詳しく調べるとともに対策を検討している。
東電は異常を15日に確認し、同日ポンプを停止していたが、発表を約1週間見合わせていた。東電は発表が遅れた理由について「早期復旧を目指し、対応を検討していた」としている。
( 2014/10/22 09:18 カテゴリー:主要 )
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