家計調査、9月の消費5・6%減 鈍い回復、再増税に影響も
総務省が31日発表した9月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は27万5226円で、物価変動を除いた実質で前年同月比5・6%減となった。消費税率が8%に引き上げられた4月以降、6カ月連続のマイナス。減少幅も8月(4・7%減)から拡大しており、消費回復の鈍さを裏付けた。消費者の節約志向も影響している。
家計調査の結果は、来年10月に消費税再増税を実施するかどうかの判断材料となる、ことし7~9月期の国内総生産(GDP)速報値に反映される。与党からは再増税に対して慎重論も出ており、安倍政権は難しい判断を迫られそうだ。
2014/10/31 11:43 【共同通信】
もたつく増税後景気 消費前年割れ、求人倍率も低下→31日朝発表された9月の家計調査は8月に比べてマイナス幅が拡大。9月の完全失業率もわずかに前月より悪化しました。増税に伴う反動減が続いている上、大雨も影響しています。:日本経済新聞 http://t.co/aBqmdI4M1o
— 日経 電子番長 (@nikkei_bancho) 2014, 10月 31
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