俵屋宗雪(生没年不詳)筆《秋草図屏風》17世紀
緑を薄塗りした金地の野辺に、萩(はぎ)、薄(すすき)、女郎花(おみなえし)、芙蓉(ふよう)など咲き乱れる秋の草花。
地面の起伏と草花の布置(ふち)とが協調して波状の動きを作り、澄んだ秋の大気が吹き抜ける。
宗雪は、あの俵屋宗達の後継者であり、はじめ京都で活躍し、後に加賀金沢で前田家に仕えた。
東博常設は凄い作品が写真撮影OKなのがいい。重文、俵屋宗雪《秋草図屏風》。昨年の京博琳派展でも見た。宗達、光琳、抱一だけでなく、琳派はその周辺に興味がある。宗達なら宗達工房に、宗雪、喜多川相説という流れは、京琳派と瀟洒な江戸琳派を繋げると思うのだが、直接というより時代の嗜好か。 pic.twitter.com/E5TGtErlql
— hiro (@hiroasagent) 2016年10月1日
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