9月21日、くもり
台風(16号)一過の秋晴れ・・・?、とは(全然)ならず、一日中曇り。
どうなってるんだろう、このところ日照時間が余りに短い(ない)。
気温もいきなり20℃前後だし。
今日は、北鎌倉の東慶寺で彼岸花の写真を撮って、
それから鎌倉まで歩いて、海蔵寺で秋の草花でも、・・・
と思って家を出たものの、
イマイチ天候がすっきりしないので、
結局、駅に着いてから変心して
表参道の太田記念美術館の『国芳ヒーローズ [水滸伝豪傑勢揃]』展
に行ってきた。
実は、前期展示が9月27日(来週火曜日)までなので、やや焦ってた。
先に日曜美術館で特集があったり(↓下段参考)
美術館の丁寧なツイートで事前知識はあったけれど、
予想をはるかに越えた面白さがあった。
江戸のお兄さんたちがそれぞれ持ち寄って、
見せ合ったり、並べて見たり、
ああじゃない、こうじゃない、とおしゃべりしたりしている感じが
よくわかる、そんな気がする。
通俗水滸伝、
そして、その亜流(変形)として、
日本の故事に無理やりこじつけたり、
パロディがあったり、
女性バージョンがあったり、
双六があったり。
すごいエンターテイナーだ。
▼太田記念美術館
こじんまりとした美術館。
近代美術館や横浜美術館のようなゆったりした空間は望むべくもないが、
かといって物足りないという感じもなかった。
▼花和尚魯智深(かおしょうろちしん)
酔っぱらって仁王像を倒す魯智深
パロディ版
▼林冲
「風俗女水滸伝」で林冲に擬せられた女性
▼骸骨になった史進と魯智深が何故か戦う(艶本「当盛水滸伝」)
▼源三位頼政の鵺退治の故事に拠ったもの
▼双六
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