映画『怒り』を観に行った。
先日、『シン・ゴリラ』を観た際に、予告編を観たけれど、市橋事件に絡ませて、なんだか犯人捜しの、また人の猜疑心を煽るような、また妻夫木・綾野のゲイ・シーンを売り物にしたような、そんな映画との印象を受けていてた。
ところが先週、原作者・吉田修一が沖縄に行った際の記事(↓)に接し、この映画に対する見方を変えて、即、観に行くことにした。
沖縄の痛み「必死に想像」 小説「怒り」の作者・吉田修一さん (琉球新報) ; 「沖縄の人間ではないが、自分のできる範囲で、想像しなくてはいけないという思いで必死に書いた」
人間の怒り(弱い者、貧しい者の怒り)
人間の弱さ(疑いや事実からの逃避)
人間の強さ(ふれあい、愛情、信頼)
について、いろいろ考えさせてくれる映画だ。
いい映画だと思う。
ラスト、沖縄の怒り
広瀬すずの熱演が光る
▼文庫本の「しおり」の中で広瀬すずのだけが品切れだという。
欲しい!
▼以下、公式HPより
「…東京で知り合って同居するゲイのカップルを妻夫木聡と綾野剛、沖縄の無人島で暮らす男を森山未來、悲惨な事件に遭い心に傷を負う高校生を広瀬すずが演じる。」— Save the Pride (@SavethePride) 2016年9月23日
感情がつなぐ三つの物語 李相日監督『怒り』|朝日新聞デジタル https://t.co/bshfER5j0a
『怒り』鑑賞。英国女性殺害事件の犯人市橋達也の逃亡劇にヒントを得た吉田修一原作の映画化。東京、千葉、沖縄の3地点を舞台に”素性不詳”の男との出会いと関係を描きながら人間の心の脆弱性に迫る。物語性、演出、演技揃った傑作! pic.twitter.com/t46eVtqcvj— きえ (@mkeew) 2016年9月21日
妻夫木聡、綾野剛とのラブシーンが美しい理由ーー『怒り』優馬役に漂う、儚さと愛おしさ https://t.co/6a5jc4oiMv @realsound_mさんから— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年9月24日
— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年9月24日
映画『怒り』は妻夫木聡らの実力をいかに引き出したか? 演出と編集の見事さを読む https://t.co/HYS4B4709e @realsound_mさんから— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年9月24日
「怒り」観た。見終わって暫く放心状態で何も話せなくなった。後から、彼の狂気は、沖縄から見た内地の我々の姿なんじゃないかって気がしてきた。同情したり寄り添って見せたり、でも簡単に裏切って他人面して切り離す。今年1番強烈な映画。ぜひ。 pic.twitter.com/NuwiSLZKlK— kog (@kog_m) 2016年9月24日
広瀬すずの限界を超えた過激な演技!映画「怒り」は女優魂のガチ勝負!https://t.co/QAe6FpmpDK pic.twitter.com/BV7A3jazZb— シネマズ by 松竹 (@Cinemasby) 2016年9月26日
宮崎あおいが人を信じることの難しさと尊さを演じて別次元に…映画「怒り」(産経新聞) - Yahoo!ニュース https://t.co/2ahQkpWmKX #Yahooニュース— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年9月26日
広瀬すず、『怒り』で「自分の力の小ささを突きつけられた」(Movie Walker) - Yahoo!ニュース https://t.co/DUVlMXqxJy #Yahooニュース— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年9月26日
映画『怒り』で名だたる俳優陣に並び、難役に挑んだ佐久本宝とは? https://t.co/gdJ17CFDel— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年9月26日
広瀬すずが脱清純派 映画「怒り」で見せた覚悟と渾身演技 https://t.co/LsTAZDIGML #日刊ゲンダイDIGITAL— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年9月26日
今までこの子の演技見たことなかったんだけど、こんな演技ができる若手の女優さんがまだいたのね!という驚き。あのシーンは圧巻。観たくなくなるような演技というとあれですが、リアルすぎてという意味で。#広瀬すず#怒り pic.twitter.com/giRldOOOL2— sakurasaku571985 (@orange571985) 2016年9月23日
李相日監督、「怒り」観た。傑作。思うに「犯人探し」のサスペンスとは、すなわち観客が登場人物の属性を根拠に犯人以外の人間に冤罪を被せる行為でもある。観客は真犯人を知らされて留飲を下げ、無辜の他者を疑った事実を水に流すものだが、この映画、疑われることのその悲しみを描いた映画でもある。— Tetsuya Kawamoto (@xxcalmo) 2016年9月23日
『怒り』BL全開な綾野剛に萌えた理由と、“信じる”難しさを描いた傑作であった5つの理由 - https://t.co/b1CQs1QgOk pic.twitter.com/bKQm4W109D— シネマズ by 松竹 (@Cinemasby) 2016年9月26日
「俳優陣の演技力、ズバ抜けています。こんなに辛い気持ちになるとは…」渡辺謙、綾野剛、森山未來ら実力派キャストが集結した映画『怒り』に絶賛の嵐(ダ・ヴィンチニュース) - Yahoo!ニュース https://t.co/MgtQHewDft #Yahooニュース— 中公文庫(中央公論新社) (@chuko_bunko) 2016年9月28日
「信じること」を観る者に問いかける映画『怒り』|マガ9備忘録 | https://t.co/QCrmFDrdOJ— sinwanohate・レイジ (@sinwanohate) 2016年9月30日
「渡辺謙さんをはじめ実力派俳優陣が揃った映画で、正面切って『沖縄の今』を描いた作品は実に貴重だ。ぜひ多くの人に見てほしい。」
妻夫木聡と綾野剛、ゲイを正面から演じたことの意義 『怒り』が日本映画界に投げかけたもの - Real Sound https://t.co/CQVC2mXb1g— ごっ (@somedayman) 2016年10月4日
映画『怒り』に描かれた「怒り」の正体は一体何だったのか。 - messy|メッシー https://t.co/uzyqxEGReQ— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年10月6日
▼予告編
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