2016年9月18日日曜日

“戦場の悪夢”と金メダル ~兵士とパラリンピック~ (「クローズアップ現代」2016-09-12メモ) ; パラリンピックが再び戦場に戻るサイクルの一部に位置づけられている

“戦場の悪夢”と金メダル ~兵士とパラリンピック~
「クローズアップ現代」2016-09-12メモ


■兵士、元兵士の参加
17ヶ国の兵士が出場
アメリカでは、出場選手の10人に1人が兵士または元兵士

■同時多発テロ以降、イラク・アフガニスタンに派遣されたアメリカ兵は、約270万人

■うち97万人が心身の障害を訴えている

■今も帰還兵の自殺は、1日平均20人

■心身に障害を訴える兵士らに対する保障額;1兆4,700億円(年間)
年々、その負担は膨らみ続けている

■負傷兵の社会復帰を促すために、パラリンピックをはじめとするスポーツに活路を見い出そうとしている
パラリンピックの前哨戦ともなる、負傷兵によるスポーツの世界大会
今年は14ヶ国から約500人が参加


■「パラリンピックプログラムは、やる気を引き出す仕組みです。
回復した兵士の姿を見せ、他の負傷兵を奮い立たせるのです。」


■更に、負傷兵への支援として
軍の病院には50億円をかけて最先端のリハビリ病棟が建設
「重症を負いながらも、現役復帰を望む兵士が増えています。」

■2割が任務に復帰している

■為末大のコメント
サンディエゴにいたとき、負傷兵の何割かがホームレスになったりしているのを知った。
職がなかったり、貧困が影響して、兵士という選択肢を選んでいる人もいると思う。

(スポーツを通じて機能回復させた後も、経済的な理由でまた戦場に戻るということもある?)
そういう可能性もあると思う。



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