社説:黒田日銀の転換 あの約束は何だったか - 毎日新聞 https://t.co/P4SiiMDb1K— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年9月22日
無謀な実験は失敗に終わったということだ。... 日銀自身は、誤りを認めようとしない。黒田総裁は、政策の限界が枠組みの変更をもたらしたとの見方を、記者会見で強く否定した。
無謀な実験は失敗に終わったということだ。
・・・アベノミクス第一の矢として注目を集めた「量的・質的金融緩和」が始まり約3年半になるが、こうした検証や枠組みの変更が必要になったこと自体、行き詰まりを如実に示している。
日銀自身は、誤りを認めようとしない。黒田総裁は、政策の限界が枠組みの変更をもたらしたとの見方を、記者会見で強く否定した。
幻の「2年で2%」
(略)
時計の針を2013年4月4日に戻してみよう。
「2%、2年……」−−。記者会見に臨んだ黒田総裁は、大きく記した「2」が並ぶパネルを自ら手にし、決定したての金融緩和策に自信満々だった。
従来の日銀との違いとして強調したポイントは主に三つだ。2%の目標達成まで「2年程度」と期限を切って結果を約束したこと。口約束でなく、国債の大量購入という異例の行動を伴わせ、人々に物価上昇を信じ込ませようとしたこと。そして従来のような小出しの追加策を重ねたりしないと言い切ったことだ。
「2年で2%の物価安定目標を達成するために、現時点で必要な措置は全て決定した」と総裁は胸を張った。同じ時期に日銀入りした岩田規久男副総裁は、2年で2%を達成できない場合、辞任するとまで宣言していた。後に「説明責任を果たすことが先決というのが真意だった」と撤回したが、日銀がお金の量を本気で増やしさえすれば、2%の目標は達成できるというのが、当時の約束だった。
結果はそうならなかった。
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市場をゆがめた責任
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当然、問われるべきは、「2年を念頭に達成」との約束で始めた実験の失敗の責任である。
日銀のもとには、将来値下がりの恐れがある国債や投資信託といった資産が450兆円以上も積み上がった。今後も当分の間、増加を続けるだろう。円という通貨の信用にかかわる問題だ。
日銀による大量購入に依存し、ゆがみきった国債市場を、将来どうやって正常化するかという難題も待ち受ける。物価の上昇率が持続して2%を超えるようになれば、日銀は段階的に国債の購入額を減らしていかねばならない。
だが、日銀という巨大な買い手が市場から手を引こうとした途端、価格が急落し、長期金利は急上昇しかねない。それを回避しようとすれば、国債購入をいつまでも止められず、バブルや景気の過熱を招く恐れがある。極めて難易度の高い出口戦略を求められよう。
将来に重大な問題を残した異次元緩和策の責任は、日銀だけにあるのではない。アベノミクスの第一の矢に頼った政府の責任も問われる。
物価上がらず、量的緩和の限界…黒田日銀の誤算:朝日新聞デジタル https://t.co/CJADbWz8D4— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年9月22日
日銀「新たな枠組み」に冷めた見方が多いワケ 一歩踏み込んだ姿勢を見せたが・・・ | 市場観測 - 東洋経済オンライン https://t.co/niO3ZTydme @Toyokeizaiさんから— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年9月22日
現状の金融政策は完全に裏目に出ており、かえって人々を不安にさせている
「政策が手詰まりに陥ったことはない」「量、質、金利はいずれも緩和の余地があり必要に応じて緩和を行う」。黒田総裁はこれまで通りの強気の発言。でも追い込まれた感は否めない。金利をターゲットにする金融政策はおそらく世界初。できるのだろうかhttps://t.co/pcuXbHI7qQ— 小川一 (@pinpinkiri) 2016年9月21日
【社説】中央銀行、途方に暮れるFRBと日銀の金融政策は魔力を失った (WSJ) https://t.co/dt4Pg7OthT @WSJJapanさんから— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年9月22日
どうしたらいいか分からない、というのが共通のメッセージだ
日銀は短期決戦から撤退、名称変更のみで事実上テーパリングの見方も https://t.co/gn5tMtjvyE— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年9月22日
短の金利差(イールドカーブ)を操作目標とする枠組み(イールドカーブ・コントロール)に転換 テーパリング(国債買い入れの縮小)との見方も
日本銀行はマネーの量を操作目標としてきた金融政策から、長短の金利差(イールドカーブ)を操作目標とする枠組み(イールドカーブ・コントロール)に転換した。枠組みの名称は変更したものの、これまでの短期決戦からの撤退であり、事実上のテーパリング(国債買い入れの縮小)との見方も出ている。
コラム:円安期待なき日銀新スキームの矛盾と限界=佐々木融氏 https://t.co/RcBkmO4Ykz— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2016年9月22日
黒田日銀総裁まさかの「敗北宣言」は、アベノミクス終焉の前兆か : https://t.co/N9nhdEQWjq #現代ビジネス— 現代ビジネス (@gendai_biz) 2016年9月22日
日銀 新たな枠組み導入、背景にマイナス金利の“副作用”https://t.co/vswZ2xKU1L 「「コントロールできない外的要因がなければ2%に近づいていた」(日本銀行 黒田東彦総裁)」約束を守れなくても絶対自分は謝らない。安倍と共通。通常なら追い出される責任者。異常です— 宮崎 洋介 (@yosukemiya) 2016年9月21日
【日銀が「量的緩和」を残したのは間違いだ】 「総括的検証」で浮き彫りになった課題 : https://t.co/sD9qqctEe4 #東洋経済オンライン pic.twitter.com/49zP3eF80R— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) 2016年9月22日
【日銀内部分裂で玉虫色。何もできない】日銀がインフレターゲット(物価目標)達成を諦め、代わりに10年債の金利目標のみとした。負け組に対しては80兆円という数字を残し、インフレ目標を「2%超」というより積極的に聞こえる譲歩を見せただけ。https://t.co/RwKamHC5fG— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2016年9月23日
日銀は「目覚めた」が、主役を務める局面は終わった - 今週のキーワード 真壁昭夫 https://t.co/B2nqyssOA0— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) 2016年9月27日
邦銀株は回避すべし、日銀の新政策は恩恵薄い マイナス金利は日本で効果を発揮しない https://t.co/GptgGdqaqh @WSJJapanさんから— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年9月27日
日銀の今回の緩和を名付けてみよう──それは「永久緩和」|小幡 績|— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) 2016年9月26日
これで国債暴落までは、過剰金融緩和の病から抜け出せなくなったhttps://t.co/OJ7eTN28w9 pic.twitter.com/9twyp0IDqS
日銀の政策転換は矛盾を含み、実行も難しい(野口悠紀雄 ダイヤモンドオンライン) https://t.co/pV4Yt7RAVQ— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年9月28日
中央銀行が万能ではないということも事実=黒田日銀総裁 https://t.co/JH9wdmmF0w pic.twitter.com/gAHeMqmDzg— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2016年9月30日
日銀「現実路線への政策転換」~金融に頼ったアベノミクス運営のターニングポイント:研究員の眼 https://t.co/z1OtOLAnsc @HuffPostJapanさんから— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年9月30日
【中央銀行の終焉】日銀は額面価格を超える価格で国債を購入しているため、国債の損失は8.8兆円に達する。「債務超過」に陥る日も遠くない。貨幣増発で問題ないと開き直れば、日銀信用が失われるまで続ける「悪貨鋳造」と同じ。末期症状です。https://t.co/APcz5Dh6dc— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2016年10月1日
長期金利をあげて年金を楽にして上げるといった日銀。いまのところ金利は— 東京新聞けいざいデスク (@tokyokeizaibu) 2016年9月30日
上がっていません。「金融緩和すればデフレ脱却できる」といったのにできなかったのに続き、日銀の信用が問われる事態になりそうです。https://t.co/iHzIFA7ln9
週刊文春:量から金利へ回帰 リフレ派終焉で岩田副総裁の変節 https://t.co/PsJrs4dfWK— かまやん (@kama_yam) 2016年10月1日
笑。岩田副総裁「…『巷のリフレ派は分かってない』などと言い始めて主張を転換。共通するのは自分の責任は認めないこと」。本田悦朗は今回の転換にブチ切れているらしい。良記事。
[おすすめ]日銀の政策転換は量的緩和からの「静かな撤退」 - Close Up https://t.co/H15YnF7WKs— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) 2016年10月4日
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