世界も注目する日本の「超高齢化社会」、スペインメディアの記者が取材を重ねた。— クーリエ・ジャポン (@CourrierJapon) 2017年9月8日
70歳を越えても肉体労働か、ホームレスか、刑務所行きか|「超高齢化社会」で歳を取るということhttps://t.co/uHMf8QS0HV pic.twitter.com/lRY4QgrZ1A
加速化する日本の少子高齢化。年金は当てにならず、70歳を過ぎても深夜労働を余儀なくされる。生活難から自ら命を絶ち孤独死する道を選ぶ人もいれば、わざと軽犯罪を犯して刑務所に入ろうとする人も──。日本の高齢化社会に未来はあるのか、スペインから記者が取材を重ねた。
リタイアできるのは恵まれた少数派
(夕張市の状況、略)
同市はまさに、日本社会の縮図ともいえる。1975年、日本の65歳以上の割合は8%ほどで、OECD(経済協力開発機構)加盟国のなかで、最も若い世代が多い国だった。しかし、現在では65歳以上の人口が27%まで増え、このまま高齢化が進めば2050年には41%になると予想されている。
「ユニ・チャーム」では同社の歴史上初めて、高齢者用のおむつの販売数が幼児用のものよりも上回ったと発表した。
日本女性1人の出生率が1.43では、新たな世代で社会が生まれ変わることも保証できない。だが、寿命は延び続ける一方だ。
政策研究大学院大学の島崎謙治教授はこう警鐘を鳴らす。
「いまのところ、退職した高齢者を支えるのに2〜3人の働き手がいますが、2050年にはそれがたった1.3人になるという、危機的な状況です」
高齢者は“使える”存在でなくてはいけない
東京では高齢者が制服に袖を通し、夜間も道路を交差する人たちのために交通整理をしている。京都では、手袋と同じくらい白い頭のタクシー運転手で溢れている。名古屋では、白内障の手術が必要な警備員が、たるんだ筋肉を見せて働いている。
人手不足を補うために、弱視や動きの鈍さには目をつぶらなければいけないのだ。65歳以上の高齢者のうち4分の1が、肉体労働を強いられている。
(略)
刑務所に入りたい
(略)
麻生大臣、血も涙もなく、「90歳になっても老後が心配とか、いつまで生きてるつもりだよ!」 https://t.co/nq1OEycV1A @raymiyatakeさんから— 宮武嶺 (@raymiyatake) 2017年9月10日
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