2012年5月15日火曜日

東証の斉藤惇社長が、東電の料金値上について「本当にむちゃだ」と厳しく批判



東証の斉藤惇社長が、東電の料金値上について「本当にむちゃだ」と厳しく批判した。

NHK NEWSWEB
東証社長“東電値上げ 本当にむちゃだ”
5月15日 16時38分

東京証券取引所の斉藤惇社長は15日の記者会見で、東京電力が、政府に対し家庭向けなどの電気料金を10%余り値上げする申請を行ったことについて、「本当にむちゃだ」と厳しく批判しました。


東京電力は、原子力発電所の停止に伴う火力発電用の燃料費の増加で厳しい経営に陥っているとして、企業向けの電気料金を先月から順次、平均で16%余り値上げしたほか、政府に対し家庭向けなどの電気料金も10%余り値上げする申請を行っています。


これについて、東証の斉藤社長は記者会見で「電気料金を値上げすれば、個人消費は減り、企業は国際競争ができず工場をもっと海外に移してしまうだろう。日本経済はかなり縮まってしまう。本当にむちゃだ」と述べ、厳しく批判しました。


そのうえで、斉藤社長は「東電をはじめ電力各社は、必死の努力をして発電にかかる経費を削減するべきだ。電気料金の値上げはできるだけ行わないでほしい」と述べ、一段の経営努力を強く求めました。

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