2013年10月9日水曜日

ワカサギから110ベクレル検出 赤城大沼 出荷自粛解除見送り

東京新聞
ワカサギから110ベクレル検出 赤城大沼 出荷自粛解除見送り    
2013年10月9日

県は八日、前橋市の赤城大沼で七日に採取したワカサギから放射性セシウムが一キロ当たり一一〇ベクレル検出されたと発表した。九月十四日の採取分から基準値(同一〇〇ベクレル)を三回連続で下回り、今回の検査で現在続ける出荷自粛要請の解除が期待されたが、当面は見送りとなる。

県は出荷自粛要請を解除する条件として、基準値を三回連続で下回ることを目安にしてきた。九月三十日の採取分で三回連続下回ったが、慎重を期して解除を見送っていた。引き続き釣りはできるが、持ち帰れない。

県蚕糸園芸課は「前回の判断はやむを得なかった。今後は三回以上は連続して下回らないと解除はできない」と話している。 (菅原洋)

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