2025年12月29日月曜日

すぐバレる小細工は、かえって市場の信頼を失う → マクロスコープ:高市氏が予算案で講じた「会計操作」、国債発行抑制を強く意識(ロイター) / 国債依存度低下のカラクリ 知恵絞った財務省、膨らむ高市政権の予算(毎日) / 国債30兆円超え回避に奇策 26年度予算案、地方交付税を7000億円減額(日経) / これはマーケットをごまかそうという政府のチィーティングにしか思えない。私の印象は「こりゃひどい。そこまでの奇策がいよいよ必要になったか」だ。(藤巻健史) / このような小手先の会計操作は逆効果で、財政への信認を低下させる。先週金曜日の時点で、この事実に気づいた海外勢は少ないと思われ、今週または年明けの債券市場や為替市場への影響が懸念される。 / 国債の30兆円超えを回避するために、減収分を一般会計から特別会計に付け替えた事は毎日新聞も報じている。姑息な誤魔化しとしか言いようがなく、どこが「責任ある積極財政」か?ただ、高市政権がそれだけ市場の評価を気にしている事の裏返しでもある。          

 


〈全文〉

国債発行額を30兆円以内に収められたのは、地方交付税を会計操作で減額した奇策、と日経は報じた。同様の指摘は東洋経済でも出ていた。

財政規律への「配慮はうわべだけ」と市場が捉えれば、さらなる金利上昇を招くと日経は指摘した。

このような小手先の会計操作は逆効果で、財政への信認を低下させる。先週金曜日の時点で、この事実に気づいた海外勢は少ないと思われ、今週または年明けの債券市場や為替市場への影響が懸念される。

他にも、高市氏は「補正を含んだ予算」と言及しているが、もしそうなら2025年度の補正予算後の一般会計133兆円から11兆円も減額しなければならない。

補正予算で計上する「税収の上振れ」だけ本予算に取り込んで、支出についてはまた補正予算を組む疑いがある。

市場を欺く会計操作も厭わず、予算さえ乗り切れれば「なんでもあり」との姿勢は、市場に背を向けたように映る。









 

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