2015年4月2日木曜日

NHK:不正調査費5500万円 専門家「通常の数倍」 (毎日新聞) / 今日参議院で民主党の福山議員が籾井に対して不正調査委員会不正報酬疑惑を追及していたようだが、その中で籾井はNHK会長特命で調査委員会を作った事の法的根拠を示せなかったようだ。

NHK:不正調査費5500万円 専門家「通常の数倍」
毎日新聞 2015年04月02日 07時00分

NHKの籾井勝人(もみい・かつと)会長が関連会社2社の不正を契機に自ら設置した「NHK関連団体ガバナンス調査委員会」(委員長・小林英明弁護士)の調査費が約5500万円だったことが分かった。通常より数倍高額だと指摘する専門家もおり、籾井会長への批判がさらに高まりそうだ。

委員会は昨年3月末に設置され、調査期間は8月までの5カ月間。委員会は小林弁護士ら3人で構成。補助者として加わった5人の弁護士を含め、いずれも小林弁護士と同じ事務所に所属している。

毎日新聞が入手した調査報告書によると、委員会は2件の不正についての内部調査を、資料などを基に再評価した。また関連会社・団体を含む全役職員に呼びかけ提供された27件の不正の疑いについて、約150時間かけて関係者や資料を調べた。その結果はA4判49ページの報告書と、同15ページの提言にまとめられた。NHKの国会などでの説明によると、弁護士に対する支払いは時間制で計算されており、総額契約ではなかったという。

第三者機関による調査のあり方に詳しい弁護士は、報告書を確認した上で「資料を基にした表面的な調査が多い。その割に支払われた額は法外に高いのではないか」と指摘する。【須藤唯哉、望月麻紀】

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