明治時代の東京の地形図を見ていると、不思議な形をした池をいくつか見つけることができる。池は丸く、触手のような行き止まりの水路をいくつも持っていて、必ず中島がある。これらは鴨を狩るための「鴨池」だ。— HONDA,So_「東京暗渠学」「はじめての暗渠散歩」発売中 (@hondaso) 2018年1月2日
(図は現・新宿御苑)(続く) pic.twitter.com/IR5GZEY1ny
(続き)鴨は中島のある池を好み、越冬にやってくる。そこに餌付けした囮のアヒルを飼う。えさの合図をすると、このアヒルが触手の水路に入っていくのだが、鴨はそのあとをついていってしまう。触手の両脇は土手で固められていて、鴨には安心できる環境だ。 pic.twitter.com/oPTddbDbK0— HONDA,So_「東京暗渠学」「はじめての暗渠散歩」発売中 (@hondaso) 2018年1月2日
(続き)ところが触手の突き当たりの土手の中には監視小屋があって、水路両脇の土手にも網を持った捕手が潜んでいる。程合いを見計らって触手に入り込んだ鴨を一網打尽してしまうという訳だ。この方式は18世紀後期に確立されたという・— HONDA,So_「東京暗渠学」「はじめての暗渠散歩」発売中 (@hondaso) 2018年1月2日
(図は現・赤坂ツインタワー付近) pic.twitter.com/D8UTywRrs9
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