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憲法解釈変更「非常に危険」 真宗大谷派宗務総長
京都新聞 5月30日(金)9時9分配信
真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)の里雄康意(さとおこうい)宗務総長(65)は29日、安倍晋三首相が集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈の変更を進めようとしていることについて「非常に危険な考え方」との見解を表明した。
同日開かれた同派の僧侶議会「宗議会」で述べた。
里雄総長は、憲法解釈の変更は「二度とあの悲惨な戦争を繰り返さないでほしいという全戦没者の願いを踏みにじることになる」と反対の意思を示し、「(戦争は)人知の闇による人間喪失という重大な過ちだ」と危機感を募らせた。
また、4月30日に現門首の大谷暢顕(ちょうけん)氏(84)のいとこ、大谷暢裕氏(62)が門首後継者に選定されたことについて「あらためて(象徴)門首制の意味を確認する機会にしてほしい」と話した。
最終更新:5月30日(金)9時9分京都新聞
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