東洋平和のための正義の戦いだと教えられていたのに、実際は現地住民を暴行、殺戮していた。略奪もした。
初年兵の鍛錬として捕虜を銃剣で刺殺した中隊もあったと聞いた。
軍隊内の暴力やいじめもむごかった。
現実は、国の公式発表とあまりにもかけ離れていた。
それは今だから言えることだ。
だが私が戦死していたら、ここに書いた本音を語ることもできなかった。
私は終戦直前に再度召集されたが、遺書は書かなかった。
戦地を体験して破り捨てた遺書(『朝日新聞』語りつぐ戦争2014-07-15)
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