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AFPBB
イスラエル、「停戦」中にガザ市場空爆 17人死亡
2014年07月31日 09:17 発信地:ガザ市/パレスチナ自治区
【7月31日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)北部シェジャイヤ(Shejaiya)地区で30日、イスラエル側が発表した4時間の人道的停戦中に、混雑した市場を同国軍が空爆し、医療関係者によると少なくとも17人が死亡、200人が負傷した。同日全体の死者は少なくとも108人に上り、イスラエルが23日間にわたり容赦なく続ける軍事作戦による死者数は1359人に増えた。
この停戦は、疲弊したガザ住民180万人にとっては安全に外出し、日用品を買い込み、医療関係者にとっては死傷者を退避させるまれな機会になるはずだったが、停戦の最初の3時間だけでもガザ全体で30人以上が死亡する事態となった。
イスラエルは、グリニッジ標準時(GMT)の正午(日本時間同日午後9時)に開始した停戦について、部隊が「現在作戦行動中の」場所は対象外としていた。
ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)は、イスラエル側の一時停戦が宣伝を目的とした「価値がない」行為だと非難した。
市場が空爆を受けたのと同じ日の早朝には、ガザ地区の住民3300人が避難していた国連(UN)運営の学校へのイスラエル軍戦車の砲撃で16人が死亡し、国連からの激しい抗議を呼んでいた。
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