海外勢の日本株投資、アベノミクスを「売り越し」: 日本経済新聞 https://t.co/pnq0QghIGt— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) September 28, 2019
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注目するのは海外投資家による日本株の累積の売買代金だ。日本株の「買い」と「売り」を相殺したネットの「買い越し」「売り越し」の動向を見てみると、アベノミクス相場下で一貫して買い越しだった海外勢の投資スタンスが最近売り越しに転じたことがわかる。
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アベノミクス相場の起点を12年11月第3週とし、週間データを積み上げると海外勢の日本株の買越額は15年5月に24兆円超まで膨らんだ。それが19年8月第2週に初めて「売り超」となり、8月末では約800億円の売り越しだった。
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海外勢のアベノミクスへの評価が剥落する一方、代わってメーンプレーヤーとしての存在感が増しているのが日銀だ。
日銀が主に相場下落時に買い入れる日本株の上場投資信託(ETF)の累計購入額は26兆円規模に膨らんだ。ピーク時の外国人買い24兆円が丸ごと置き換わった構図だ。
いつか日銀が「売り越し」に転じる時、誰が代わって日本株の買い手となるか――。アベノミクスの帰結はまだみえない。
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