2020年11月16日月曜日

MOMAT(東京国立近代美術館)コレクション11/3~'21 2/23(4) 原田直次郎《騎龍観音》1890明治23年 重要文化財  靉光《馬》1936昭和11年 

MOMAT(東京国立近代美術館)コレクション11/3~'21 2/23(4)

原田直次郎《騎龍観音》1890明治23年 重要文化財

美術館の4階、鑑賞ルートの最初に目に入る作品、正面にドーンと鎮座する作品。多分、不動の定位置。

〈明治になり、日本の絵画は、西洋の絵画に倣って遠近法や陰影描写を本格的に取り入れました。原田はドイツで油彩画を学んだ画家で、この作品は、西洋絵画受容の初期の優れた作例として、重要文化財に指定されました。観音と龍という架空の存在をリアルに描くため、光と影を詳細に表し、また龍のスケッチには犬や鶏を用いています。しかし明治の人々には生々しく見えたのか、「サーカスの綱渡りのようだ」と不評で、失望した原田はこの作品を東京、護国寺に奉納しました。当館に寄託されるまで、この作品は長く本堂にかけられていました〉



自分的には、原田の作品では《靴屋の親爺》東京藝大蔵が一番だと思う。

靉光《馬》1936昭和11年
MOMATにはもう10回くらい通っているので、少なくとも4階(3階もか?)では殆どの作品を鑑賞したと思ってたんだけど、あらら!この作品、多分初めてか! しかも、靉光! 昭和11年なので有名な作品《シシ》と同年になるのかな。


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