2012年5月1日火曜日

土光臨調(昭和50年代)をモデルにした行革懇談会を設置。 「事業仕分け」はどうなった。

鎌倉 建長寺 2012-04-28
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いまさら野田松下政経塾・官僚言いなり内閣に何の希望もないけれど、
「土光臨調をモデルにした行革懇談会」を設置するなどと聞いて、
思わず、「事業仕分けはどうなったんじゃい」と突っ込みを入れた。

その場しのぎ・思いつき内閣とでも呼称を変えるか。
だいたい、自らの命脈どれくらいと考えているのか。
発想も古すぎる。

NHK NEWSWEBの記事
“土光臨調”モデルに行革懇談会
4月30日 4時17分

岡田副総理は、消費税率の引き上げに対する国民の理解を得るためには行政改革の徹底が必要だとして、京セラの名誉会長・稲盛和夫氏ら民間の有識者をメンバーとする「行政改革に関する懇談会」を設置し、大型連休明けに初会合を開くことにしています。


行政改革を担当する岡田副総理は、消費税率の引き上げに対する国民の理解を得るためには行政改革の徹底が必要だとして、昭和50年代に国鉄の分割・民営化などで実績を挙げた第二次臨時行政調査会、いわゆる「土光臨調」をモデルとする会議の設置に向けて調整を進めてきました。
そして、これまでに京セラの名誉会長で日本航空の名誉会長も務める稲盛和夫氏や、JR東海会長の葛西敬之氏、前の総務大臣で慶応義塾大学教授の片山善博氏ら、10人のメンバーが固まりました。
懇談会は、大型連休明けに初会合を開くことにしており、今後、国家公務員の人件費削減や国が所有する資産の売却など、行政改革に関わる幅広いテーマについて意見が交わされる見通しです。


「朝日新聞」デジタルでは、上の情報に加えて、懇談会メンバと岡田氏の意図が、掲載されているので、その部分を抜粋する。
行革議論へ「懇談会」 政権、稲盛・葛西氏ら10人

(略)
・・・メンバーは日本航空の再生を手がけた稲盛氏のほか、葛西敬之JR東海会長や茂木友三郎・キッコーマン名誉会長、岡素之・住友商事会長、前総務相の片山善博・慶応大教授、古賀伸明・連合会長ら。


(略)・・・民主党は今国会に提出した行政改革実行法案に「行政構造改革会議」の設置を盛り込んだが、成立は見通せない
まずは懇談会として先行させ、成立後に移行する

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