2013年東京都議選の簡単なデータ分析: 311後の日本の政治論壇 “今回共産党は、17人中8人の候補が最下位で当選している。維新の会やみんなの党が多数の候補を擁立し、民主党候補から票を奪い、共産党が相対的に浮上” http://t.co/e8GjAOgV53
— Yumiko Yamaguchi (@clione) June 24, 2013
311後の日本の政治論壇:2013年東京都議選の簡単なデータ分析
日本は二大政党政治が崩壊した。このまま普通の人が選挙にいかなくなり、党員だけが投票するだけになると、中国や北朝鮮みたいに政権党の一党独裁に近づいてゆく。かつて、どこかの首相が無党派の人たちは投票にいかず、寝ていてくれればいい、といってたが、だんだんそうなってきた。
— 柴山哲也(ジャーナリスト) (@shibayama_t) June 24, 2013
私は無党派層には「投票にいく余裕すらない」人と、投票にいくという意味が感じられていない人と、投票自体が何かわかってない人と「投票にいかないことが抗議になると思い込んでいる」ひとがいると思うの。それぞれに処方は変わってくる。
— イシカワ (@ishikawakz) June 23, 2013
都議選最大の問題点は低投票率。確実に、首都は「衆愚政治」に陥っていると見るほかないようです。想田和弘氏のいう「日本人は民主主義を捨てたがっているのか」が、かつてなく現実味を帯びています。参院選で、この雰囲気を払拭できるのかどうか…払拭しなければならないのですが。
— Hiroshi Suwado (@suwadotch) June 23, 2013
都議会選挙は投票率が10%も落ち、自公が圧勝。自公に対抗する勢力の受け皿がないまま、投票率が減り自公が圧勝するパターンが続いています。政党政治の危機です。このままでは原発再稼動、憲法改正、TPP推進、格差拡大などで日本が壊れます。 http://t.co/gGOIQUkvjX
— 金子勝 (@masaru_kaneko) June 23, 2013
2012衆院選比例東京ブロック得票数と都議選得票数:自民 1,633,303(都議選)←1,626,057(衆院選)、民主 690,622←1,008,011、公明 639,160←662,743、共産 616,721←484,365、維新 374,109←1,298,309
— 竹田圭吾 (@KeigoTakeda) June 24, 2013
弁明と分析とは異なる。都議選結果は低投票率の影響が大きいとはいえ、根源には日常活動の多寡、政策提示の鮮明さの彼我が決定的だった。墜落した「維新の会」票は「みんな」に、現状批判票は共産党に流れた。民主党は憲法、原発、消費税などでもっとはっきりした対抗軸を打ち出すべきだった。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) June 23, 2013
都議選自民圧勝の一方、山口県宇部市では昨年知事選で唯一自民党候補を支持しなかった市民派の久保田后子市長が、「安倍首相足下の市」を目指す自民・経済界支持の相手候補に圧勝して再選。危機感を持った市民で投票率が11%もアップ。 http://t.co/oqNb7MaArx
— 飯田哲也(いいだてつなり) (@iidatetsunari) June 23, 2013
都議選で再び大量パスした有権者、自公に乗り換えぬ
団藤 保晴 | ネットジャーナリスト、元新聞記者
2013年6月24日 5時19分
都議選での自公の圧勝劇は過去2番目の低投票率の中、組織が堅かった自公共が強かっただけです。昨年末の総選挙に続いて非自公の有権者はゲーム感覚で大量に投票をパス、自公に乗り換えぬ意思表示をしました。全員当選で大勝ちした自公政権には、票の移動が無かった点で不気味ですらあるはずです。7月の参院選までの期間が短すぎるので同じ傾向が続く可能性が高いと見られますが、その後は政治的受け皿の出来次第でいつでも大きな様変わり、政権交代があり得る状況が継続します。
(略)
ぼくは昨年の衆院選を、1993年から続いた長い「政界再編の20年間」が「結局はもとどおりがいちばん」という実に退屈なかたちで終わったものだと捉えている。今回の都議選が示すように、これからしばらくは、絶対多数の与党となにもかも反対の共産党という安定した構図が続くのではないか。
— 東浩紀 (@hazuma) June 24, 2013
反自民の受け皿はどう見ても「棄権」でしたね。 “@tokyoseijibu: 自公の「全勝」…反自民の受け皿として、民主党ではなく共産党を選んだ人が多かったこと。その結果が共産党が第3党、民主が第4党というサブライズになりました。この理由は、今後こだわって分析していきます…”
— 松本武洋 (@takeyanm) June 24, 2013
"共産党は当選者17人のうち8人、みんなの党も同7人のうち5人が4点以上で、積極利用派の当選が目立った"RT @mainichijpedit: 東京都議選では、当選者よりも落選者の方が告示前のインターネット活用に積極的な傾向… http://t.co/xTEJu584ps
— Yumiko Yamaguchi (@clione) June 24, 2013
こんなん書いてみました →数字から東京都議選の結果を考える(江川 紹子) - Y!ニュース http://t.co/daNdSu9FGE
— Shoko Egawa (@amneris84) June 24, 2013
(略)
今回の都議選は、私には選挙らしい熱気がまるで感じられなかった。投票率43.50%は、1997年の40.80%に次ぐ低投票率。しかも1997年は現行の期日前投票制度がなく、利用しにくい不在者投票制度しかなかった。今回は、有権者の8.33%が期日前投票をしている。この制度がなければ投票率が史上最低となった可能性も否定できない。
低投票率の原因は、「民主党に失望したが、自民党には投票したくない。かといって他の政党や候補者にもそれほど魅力を感じない」という人たちが投票所に足を運ばなかったからだろう。共産党やみんなの党が「反自民」の受け皿として名乗りを上げているとはいえ、そこに乗れる有権者ばかりではない。今の民主党がなすべきは、自民党との対立軸を明確にし、それを明快に語れる人(いれば、の話だが)を「顔」にすえて、「反自民」や「非自民」の受け皿としての役割を果たすことだろう。そうでなければ、「反自民」「非自民」の有権者は、今後も投票行動へのモチベーションが持てないまま、参院選の投票日を迎えてしまうのかしれない。
今回の結果に、安倍首相は「半年間の政権の実績に一定の評価を頂いた」と自信を深めている。確かに自民党は、「小泉旋風」の時より高い得票率は得た。だが、得票数を見れば、2001年より88,300票減らしている。「小泉旋風」は、人々に熱気を吹き込み、投票所へと足を運ばせ、投票率を高める効果もあった。安倍首相には、未だ小泉氏のような動員力はない。
そんなこんなで、参院選も低調な選挙になってしまう…ことのないよう、各党の奮起とマスメディアの工夫や努力が必要だ。
都議選の結果は「無風の風」とでも言うべき矛盾した現象なのだと思う。浮動層といわれる層の政治への不満と諦めが、その受け皿を失って沈黙した。そのため超低投票率で組織力の強い政党が浮上。風が吹かないことで、妙な風が吹いた…という矛盾。それにしても、43%の投票率…。ユーウツである。
— 鈴木 耕 (@kou_1970) June 24, 2013
都議選での自民大勝を支えたアベノミクスへの好感は、地方ではあてにならないのでは。TPPもあるし。しかし投票率の低さは深刻。これでは何も変わらない。参議院選の前哨戦としては、改憲勢力の維新惨敗が重要だと思います。安倍自民は改憲隠しを貫くでしょう。@kawagoe_saitama
— 内田誠 (@uttiisokotoko) June 24, 2013
共産党は今回倍増だけど、97年の24議席から、2001年15>2005年13>2009年8と減らしてきた議席を元に戻したかたち。民主にもがっかりした自民批判票を集めたのではないかと思われる。
— 館野公一 (@mandolinbum) June 23, 2013
都議選結果(1)-各党の獲得議席は自民59(選挙前39)、公明23(23)、共産17(8)、民主15(43)、みんな7(1)、ネット3(2)、維新2(3)、無所属1(6)ですね。前回比でプラス幅が大きいのが自民・共産・みんな、マイナス幅が大きいのが民主・無所属となりました。
— 石川康宏 (@walumono0328) June 24, 2013
都議選結果(2)-直近の12年衆院選(比例・東京)とで政党間の力関係の変化をみると、得票率では、衆院選が自民→維新→民主→みんな→公明→共産→未来→社民→改革の順で、都議選は自民→民主→公明→共産→維新→みんな→無所属→ネットの順となりました(得票率1%以上のみ)。
— 石川康宏 (@walumono0328) June 24, 2013
都議選結果(3)-得票率の変化がプラスに大きいのが自民(24.9→36.0)、公明(10.1→14.1)、共産(7.4→13.6)、マイナスに大きいのが維新(19.9→8.3)、みんな(11.7→6.9)、社民(2.1→0.3)、変化が小さいのが民主(15.4→15.2)です。
— 石川康宏 (@walumono0328) June 24, 2013
都議選結果(4)-この変化を得票数でみると、自民都議選166万(衆院選166万)、民主69万(101万)、公明64万(66万)、共産62万(48万)、維新37万(130万)、みんな31万(76万)。増は共産だけ、自民・公明は横ばい、維新・民主・みんなは大幅減ということですね。
— 石川康宏 (@walumono0328) June 24, 2013
都議選結果(5)-思い起こせば12年衆院選の全国的な特徴は、①前回比で民主2021万、自民219万、公明94万、合計2334万の得票減、②それが大きく維新1204万、棄権1035万、合計2239万票にまわり、③共産125万減、社民159万減は選択されずということでした。
— 石川康宏 (@walumono0328) June 24, 2013
都議選結果(6)-対比すれば都議選は、①依然棄権が多い(積極的な支持政党が見いだせない)、②自民・公明は支持増えず、③民主の支持者はさらに減少、④「第3極」(維新・みんな)への期待は大幅後退、⑤政権批判票の受け皿として共産が有権者の視野に復帰。ここらが主な特徴となりそうですねえ。
— 石川康宏 (@walumono0328) June 24, 2013
「東京」から。都議選出口調査で無党派層の投票先:自民25.4、民主20.6、共産14.4、みんな9.6、無所属9.4、維新9.2、公明5.0…。共産に投票した人の内訳は「共産支持層(47.4%)、支持政党なし(25.4%)に次いで、民主支持層が9.6%、自民支持層も5.1%いた」
— 土井洋彦 (@doinakamura) June 24, 2013
都議選当選者の各党女性比率=共産17人中11人64%、自民5%、公明13%、民主0%、みんな57%、生活者ネット100%、維新0%
— 女性のひろば編集部 (@joseinohiroba) June 24, 2013
都議選数字、 投票率:54.5%→43.5%(-11.0pt) 自民相対得票率:25.9%→36.0%(+10.2pt) 同絶対得票率:13.9%→15.4%(+1.5pt) 公明相対得票率:13.2%→14.1%(+0.9pt) 同絶対得票率:7.1%→6.0%(-1.1pt)
— SUGAWARA, Taku (@sugawarataku) June 23, 2013
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