在日陸軍司令官を停職=性的暴行事件で不適切処理-米国防総省
【ワシントン時事】米国防総省は7日、性的暴行事件の調査や報告を適切に行わなかったとして、在日陸軍司令官のマイケル・ハリソン少将を同日付で停職処分にしたと発表した。暴行事件の詳細などは明らかにできないとしている。
在日米陸軍司令部は神奈川県座間市と相模原市にまたがるキャンプ座間にある。暴行事件の処理が完了するまで、前欧州陸軍副司令官のジェームズ・ブーザー少将が暫定的に司令官職を務める。
米軍では性犯罪やセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)が内部で頻発し、再発防止が急務となっている。ハリソン少将は2010年10月に司令官に着任。既にクウェートの中央陸軍副司令官への転出が決まっていた。(2013/06/08-11:41)
《在日米陸軍司令官停職処分》この一件が橋下氏の発言の”直接の効果”だったのではないかということについて、憶測を述べていたのだが、いま沖縄のメディア関係者と話をして、実はもっとインパクトのある事情があることがわかってきた。これは日本ではあまり知られていないことだと思う。
— Office BALÉS勝見 (@tkatsumi06j) June 10, 2013
続き。その関係者によれば、「近年、米国内でこの問題に焦点をあてる原動力となったのはドキュメンタリー映画「The Invisible War」によるところが大きい」のだという。これがその公式サイト。http://t.co/SDQkvEWBIR
— Office BALÉS勝見 (@tkatsumi06j) June 10, 2013
続き。その関係者によると、この映画は「低予算の自主制作映画だが元米兵たちの被害者たちが数人、実名で登場し、自身の体験を語り、ワシントンで議員らに陳情する姿や、それを受けて議員らが公聴会で米軍幹部らを追及するなどといった流れを事実に沿って描いている」のだという。
— Office BALÉS勝見 (@tkatsumi06j) June 10, 2013
続き。この映画は、「完成して1年くらいは全米で市民レベルの小さな上映会をデイリーベースで実施。ワシントンでの上映会には当時の国防長官パネッタ氏も足を運び、見終わった翌日に調査を指示するなど大きな影響力を発揮し」、今年のアカデミー賞候補最終作にも残ったとのことです。
— Office BALÉS勝見 (@tkatsumi06j) June 10, 2013
結び。また、オバマ大統領も、現在のヘーゲル国防長官も観ているそうで、沖縄タイムスの記事にあるバーバラ・ボクサー上院議員は1991年頃からこの問題に取り組んでいる議員だが、「この映画のおかげでやっと陽の光があたった」と感想を述べていたそうです。まさにこの映画原動力だったんですね。
— Office BALÉS勝見 (@tkatsumi06j) June 10, 2013
なので、橋下氏の発言にこの映画以上のインパクトがあったかといえばそうではなく、少しは後押ししたかもしれませんが、やはりアメリカは映像メディア・記録・再現化で問題意識が明らかになるお国柄なんですね。いち日本の首長にそれほどの影響力があると考えるのは買い被りでした。以上!
— Office BALÉS勝見 (@tkatsumi06j) June 10, 2013
NHK
性的暴力 被害者は基地勤務の日本人女性
6月15日 4時17分
在日アメリカ陸軍の司令官が、兵士による性的な暴力について報告や調査を怠ったとして更迭された問題で、被害者は、司令部が置かれた神奈川県のキャンプ座間に勤める日本人の女性だったことが分かりました。
司令官がいる基地で、日本人女性が被害に遭った事案に適切に対処していなかったことに対し、在日アメリカ軍への批判が強まることも予想されます。
この問題は、在日アメリカ陸軍の司令官だったマイケル・ハリソン少将が、兵士による性的な暴力について、適切な報告や調査を行わなかったとして、今月7日、司令官を更迭されたものです。
在日アメリカ陸軍司令部は「調査中のためコメントできない」として、被害の具体的な内容について一切明らかにしていませんが、被害者は、司令部がある神奈川県のキャンプ座間に勤める日本人の女性で、性的な暴力を振るったとされるのは、上司にあたるアメリカ人の士官だったことがアメリカ軍関係者への取材でわかりました。アメリカ軍は、関係者から話を聞いて、司令官だったハリソン少将が適切な調査や報告を怠った経緯などを調べています。
近年、アメリカ軍の内部では、女性に対する性的な暴力が相次ぎ、大きな問題となっています。
今回、司令官がいる基地で日本人女性が被害に遭った事案に適切に対処していなかったことが明らかになったことで、在日アメリカ軍に対する批判が強まることも予想されます。
在日米陸軍司令官が性的暴行事件調査報告を怠たり停職。米上院で審議中の性的暴行対策法案の起訴権委譲に米軍幹部が抵抗。国防総省は2012年度に米軍内で2万6千人の性被害と推計。3374人が当局に被害を告発。前年度の推計1万9千人から激増。 pic.twitter.com/Q1anfImoGL
— 伊波 洋一 (いは よういち) (@ihayoichi) June 12, 2013
在日米陸軍司令官停職の事件は、キャンプ座間での米軍将校による日本人秘書への性的暴行。米軍準機関紙スターズ・アンド・ストライプスが伝えた。県内女性団体からは在日陸軍司令官の停職に「綱紀粛正はただの方便」と指摘する声。 pic.twitter.com/hv4cXchd4w
— 伊波 洋一 (いは よういち) (@ihayoichi) June 12, 2013
0 件のコメント:
コメントを投稿