2013年6月15日土曜日

「在日米陸軍司令官停職処分」を決断させたのは、映画「The Invisible War」。 また、この性的暴力の被害者は基地勤務のキャンプ座間に勤める日本人女性

時事ドットコム
在日陸軍司令官を停職=性的暴行事件で不適切処理-米国防総省

【ワシントン時事】米国防総省は7日、性的暴行事件の調査や報告を適切に行わなかったとして、在日陸軍司令官のマイケル・ハリソン少将を同日付で停職処分にしたと発表した。暴行事件の詳細などは明らかにできないとしている。

在日米陸軍司令部は神奈川県座間市と相模原市にまたがるキャンプ座間にある。暴行事件の処理が完了するまで、前欧州陸軍副司令官のジェームズ・ブーザー少将が暫定的に司令官職を務める。

米軍では性犯罪やセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)が内部で頻発し、再発防止が急務となっている。ハリソン少将は2010年10月に司令官に着任。既にクウェートの中央陸軍副司令官への転出が決まっていた。(2013/06/08-11:41)






NHK
性的暴力 被害者は基地勤務の日本人女性
6月15日 4時17分

在日アメリカ陸軍の司令官が、兵士による性的な暴力について報告や調査を怠ったとして更迭された問題で、被害者は、司令部が置かれた神奈川県のキャンプ座間に勤める日本人の女性だったことが分かりました。

司令官がいる基地で、日本人女性が被害に遭った事案に適切に対処していなかったことに対し、在日アメリカ軍への批判が強まることも予想されます。

この問題は、在日アメリカ陸軍の司令官だったマイケル・ハリソン少将が、兵士による性的な暴力について、適切な報告や調査を行わなかったとして、今月7日、司令官を更迭されたものです。

在日アメリカ陸軍司令部は「調査中のためコメントできない」として、被害の具体的な内容について一切明らかにしていませんが、被害者は、司令部がある神奈川県のキャンプ座間に勤める日本人の女性で、性的な暴力を振るったとされるのは、上司にあたるアメリカ人の士官だったことがアメリカ軍関係者への取材でわかりました。アメリカ軍は、関係者から話を聞いて、司令官だったハリソン少将が適切な調査や報告を怠った経緯などを調べています。

近年、アメリカ軍の内部では、女性に対する性的な暴力が相次ぎ、大きな問題となっています。
今回、司令官がいる基地で日本人女性が被害に遭った事案に適切に対処していなかったことが明らかになったことで、在日アメリカ軍に対する批判が強まることも予想されます。




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