東京新聞
秘密保護法案 8割が「ノー」 草加でシール投票
2013年11月7日
国の機密情報を漏らした公務員らへの罰則を強化する「特定秘密保護法案」の賛否を市民らに問うシール投票が六日、草加市の東武伊勢崎線草加駅東口であった。結果は「反対」八十六、「わからない」二十二、「賛成」三と、「反対」が八割近くを占めた。
「反対」に投じた越谷市の会社員三浦幸晴さん(42)は「民主主義に反している。真実が国民に伝わらなくなるのが心配だ」。日本舞踊講師亀井裕子さん(41)=草加市=も「国の解釈によっては、かなり広い範囲の情報が隠されてしまいそう」と反対に一票。「わからない」に投じた同市の主婦(67)は「法案はもっともな感じはするが、急に出てきた話で、中身が全然分からない」と話していた。
この日の投票は、九日まで各地で市民団体などが行う「全国投票」の一環で、草加では市民団体「山猫くらぶ」(倉橋綾子代表)が実施した。各地の結果は集計後、安倍晋三首相らに届けられる予定。 (池田友次郎)
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