2014年1月13日月曜日

【記事更新中】 大島渚監督「忘れられた皇軍」は衝撃だった。両眼失明、右手切断の元日本兵は、韓国人。昔話ではない。今年89歳になる李鶴来さんたちは、サンフランシスコ講和で日本国籍を失い、恩給法の支給対象外となる。99年に最高裁が立法解決を促すが、いまだ進まず。要請書提出は安倍首相で29人目になる。 — 有田芳生





















togetter
NNNドキュメント「反骨のドキュメンタリスト・大島渚『忘れられた皇軍』という衝撃」
2014.1.13 0:50 放送
日本テレビ
極力賛否両論併記を心がけましたが、
あまり口汚いもの、
どさくさ紛れの拡散希望ツイートは排しました。
1/19(日)11:00 BS日テレ
     18:00 CS日テレにて再放送。





YAHOOニュース
【テレビのミカタ】「日本人よ、これでいいのだろうか?」と日テレが放送した大島渚ドキュメンタリーの衝撃
水島宏明 | 法政大学教授・元日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクター
2014年1月14日 8時22分

1月12日の深夜、「NNNドキュメント’14」で放送した番組は視聴者に衝撃を与えた。

モノクロながら、画面に大映しにされたのは、

手や足がなく、金属状の義手や義足をつけた人、両目がない人の目のアップ、ただれた口元など
などだ。

50年あまり前の1963年8月16日に放送された日本テレビの「ノンフィクション劇場」というドキュメンタリー番組枠で放送された作品の再放送。制作したのは昨年1月に死去した映画監督・大島渚だった。
その作品そのものをくるんだ形で、
「NNNドキュメント’14 反骨のドキュメンタリスト ~大島渚 『忘れられた皇軍』という衝撃」として番組で放送したのだ。

『忘れられた皇軍』
は、フィルム時代の伝説的なドキュメンタリーとして知られ、私も名前を聞いたことはあっても実際に見るのはこれが初めてだった。

大島渚といえば、テレビのスタジオで怒っている姿が印象的な人物だったが、このドキュメンタリーは全編が「怒り」に満ちている。

とにかく映像もナレーションも音楽も、とにかく怒っているのだ。

前後に関係者らのインタビューや今回の再放送の経緯を紹介するシーンなどがくっついているが、日本テレビの制作陣は、『忘れられた皇軍』の部分については、「CMなし」でノーカット放送する気遣いを見せた。大島作品への敬意を払ったのだ。

放送があたかもオートメーションの工場のようになって久しいが、今回のように、ちょっとしたことで制作者たちの「気持ち」が伝わってくるのは久しぶりだった。

「大事に見てほしい」という思いが見ている側にもじんと届く。

では、その『忘れられた皇軍』というのはどんな作品なのか。

(略)





















1 件のコメント:

遠藤正敬 さんのコメント...

大島渚の[忘れられた皇軍」は今回18年ぶり、3度目の鑑賞。決して日本政府を糾弾したり、無知な一般国民を叱咤するような演出はない。ひたすら映像に語らせる。登場人物の発する言葉は当然、用意された台詞ではなく、台本と無関係に自然に吐き出されたものである。廻っているキャメラの前で彼らがふどこまで自己演出しているかは観る側に知る由もない。とにかく、「平和」な日本国民の目には異常なまでの「怒り」や「悲しみ」と映る光景が、彼らの「日常」として描かれているのである。