2014年1月27日月曜日

安倍首相 外遊ラッシュで予算パンク 1年で延べ35カ国 1・5億円急きょ補填 (北海道新聞) : 原発輸出とか武器輸出のプレ営業分は誰が負担すべきなのか

北海道新聞
安倍首相 外遊ラッシュで予算パンク 1年で延べ35カ国 1・5億円急きょ補填(01/26 13:26)

 安倍晋三首相の外遊ラッシュで、外務省の2013年度の関係予算が底を突き、急きょ約1億5千万円を補填(ほてん)してしのいでいる。同省は「日本のアピール度が高まる」と首相の外遊増は歓迎するものの、予算のやりくりには頭を痛めている。

 「地球儀外交」を掲げる首相は、12年末の就任から1年余りの訪問国が、現在訪問中のインドを含め31カ国(延べ35カ国)に上り、民主党政権の野田佳彦前首相の延べ16カ国、菅直人元首相の同8カ国と比べても突出する。

 このため、首相と外相らの13年度外遊予算8億4千万円は、年度末まで2カ月余りを残して払底。外務省全体の予算の中で、回せるものをかき集めて、1億5千万円を工面した。

 また、防衛省が管轄する政府専用機の燃料費も増加中。皇族の利用分も含めた燃料費は、12年度の約13億円に対し、13年度は「大きく上回ることは確実」(防衛省)という。

 外務省は14年度の首相外遊も30カ国程度と想定し、予算化を目指しているが、引き続き頭痛の種となりそうだ。<北海道新聞1月26日朝刊掲載>

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