「平和に危機」「改正期待」=護憲、改憲両派が集会-憲法記念日
憲法記念日の3日、憲法改正に賛成、反対それぞれの立場を取る集会が各地で開かれた。護憲派は「憲法の平和主義が危機にさらされている」と訴え、改憲派からは「改正に手が届く寸前だ」と期待する声が上がった。
横浜市で開かれた護憲派の「5・3憲法集会」には、ノーベル賞作家大江健三郎さんや民主党の長妻昭代表代行、共産党の志位和夫委員長らが出席。主催者発表で約3万人が集まった。
大江さんは「国会議論や国民の賛同がないのに、米国で安保法制の実現を約束した」と安倍晋三首相を批判。志位氏は「日本を海外で戦争する国につくり替える戦争立法が、安保法制の正体だ」と声を張り上げた。
一方、東京都千代田区では改憲派が「公開憲法フォーラム」を開催。ジャーナリスト桜井よしこさんや元力士舞の海秀平さんら約900人(主催者発表)が参加した。
桜井さんは「戦後日本の安全保障を担保する枠組みが変化している」と指摘し、「自衛隊を軍隊として行動できるようにするべきだ。軍事大国になるのではなく、日米安保条約を基に軍事的抑止力をつくっていくのがいい」と主張。舞の海さんは「日本は国際社会でじりじり押され、土俵際にいる」と話し、改憲の必要性を訴えた。(2015/05/03-18:39)
産経ニュース
舞の海氏が新説「日本人力士の“甘さ”は前文に起因する」「反省しすぎて土俵際…」
元小結の舞の海秀平氏が3日、東京・平河町の砂防会館別館で開かれた公開憲法フォーラム「憲法改正、待ったなし!」で提言を行った。昨今の日本人力士の「甘さ」は憲法前文の影響だと持論を展開し、会場の笑いを誘った。提言の要旨は次の通り。
日本の力士はとても正直に相撲をとる。「自分は真っ向勝負で戦うから相手も真っ向勝負で来てくれるだろう」と信じ込んでぶつかっていく。
ところが相手は色々な戦略をしたたかに考えている。立ち会いからいきなり顔を張ってきたり、肘で相手の顎をめがけてノックダウンを奪いに来たり…。あまりにも今の日本の力士は相手を、人がいいのか信じすぎている。
「これは何かに似ている」と思って考えてみたら憲法の前文、「諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」に行きついた。逆に「諸国民の信義」を疑わなければ勝てないのではないか。
私たちは反省をさせられすぎて、いつの間にか思考が停止して、間違った歴史を世界に広められていって、気がつくとわが日本は国際社会という土俵の中でじりじり押されてもはや土俵際。俵に足がかかって、ギリギリの状態なのではないか。
今こそしっかり踏ん張って、体勢を整え、足腰を鍛えて、色々な技を兼ね備えて、せめて土俵の中央までは押し返していかなければいけない。
憲法改正を皆さんと一緒に考えて、いつかはわが国が強くて優しい、世界の中で真の勇者だといわれるような国になってほしいと願っている。
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リョウマの独り言
元小結の舞の海が語った 「なぜ、日本人横綱が誕生しないのか」、を モンゴルの憲法から 見てみると 面白い。
そもそも憲法前文を読んだ上で相撲とってるのか? https://t.co/v33pDBrXzu
— 落合洋司 Yoji Ochiai (@yjochi) 2015, 5月 3
ま、舞の海も、あんまり莫迦ばかり言ってると、世間さまに『やっぱり相撲取りは土俵を降りて服を着たら、ただのデブか』との偏見を与えることになり、真面目にやってる力士のセカンドキャリアに影響するから、後輩のためにも少しは気をつけたほうがいいな。
— 松井計 (@matsuikei) 2015, 5月 3
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