NHKは、2007年に『日本国憲法 誕生』という番組を放送した。現行憲法が「米国人だけで密室で一方的に」作られたのでない事実が詳しく説明されている。これを再放送すれば、首相周辺の「押し付け論」は吹っ飛ぶが、なぜかオンデマンドにもない。 pic.twitter.com/GxTwYKYhRZ
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2015, 5月 7
憲法草案要綱 憲法研究會案(国会図書館)http://t.co/FR7wyKTwsa「日本に無知な米国人数人が、たった数日間で鉛筆なめなめ作った押し付け憲法」という説明が、悪質な虚偽であることは、この草案と現行憲法を見比べればわかる。 pic.twitter.com/dXBiPFiLDe
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2015, 5月 7
自民党の改憲宣伝マンガには「憲法研究会」の憲の字も「ベアテ・ゴードン」のベの字も出てこない。「日本を無力化させるGHQの策謀」という被害者意識だけで、憲法成立の経過を説明する。「二院制などいくつかの日本側の変更要望をどうにかねじ込み」とあるが、生存権や男女平等は一切無視している。
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2015, 5月 7
(続き)自民党の改憲宣伝マンガは、松本蒸治の憲法案がGHQに却下されるところから、憲法成立過程の説明を始めているが、これでは「ハルノートを突きつけられたところから日米開戦経過を説明する」のと変わらない。日本側で草案を作れとGHQに言われた松本らは、大日本帝国憲法の修正版を出した。
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2015, 5月 7
(続き)その後、GHQは内部で文案作りを行うが、それに影響を与えたのは、政府系集団とは別に民間の知識人で創設された「憲法研究会」の草案だった。特に「生存権保障(第25条)」を強く推した森戸辰男の役割は重要で、最終的な日本国憲法には、この「日本人が作った草案」の内容が反映している。
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2015, 5月 7
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