東方をつかさどる神獣
▼白虎の向かい側に展示されている
▼左端のゾウは伊藤若冲『象と鯨図屏風』へのオマージュとして描かれた『象鯨図2009~2010』からの引用
左側は第九尊者・戎博迦(じゅばか)。手にする扇は、心中の無明の悩みを冷やし、冷ます法具。
右側は第七尊者・迦哩迦(かりか)。手にする柄香炉から出る香煙の先に小さな羅漢たちが乗っている。
▼青竜
▼『象鯨図2009~2010』のクジラの引用
▼左側は第十二尊者・那伽犀那(ながせな)。弟子1200人と半度波山に住む。何ものにも煩わされずに大声で笑う。紀元前2世紀、アフガニスタンから北インドにかけて統治したギリシャ系のミリンダ王との問答は、仏典『ミリンダ王の問い』として現在も読まれている。右手に持つ払子は、煩悩を払う法具。
右側は第十一尊者・羅怙羅(らごら)。釈迦の十大弟子でもある。
▼モチーフとなった曽我簫白の『雲龍図』(『日曜美術館』より)
東京 森美術館 村上隆の五百羅漢図展に行ってきた 面白い デカイ 飽きない 惹きつける 写真・SNS自由というのも嬉しい 2016-02-02
村上隆「五百羅漢図」の「白虎」 : 半吒迦 蘇頻陀 跋陀羅 獏 白虎 炎の躍動感 逆遠近法 意図的な繋ぎ目のずらし (『村上隆の五百羅漢図展』及び『日曜美術館』より)
0 件のコメント:
コメントを投稿