2016年2月12日金曜日

ビヨンセ、スーパー・ボウルでの政治的パフォーマンスを受けて抗議行動が実施されることに (NME) / ビヨンセのスーパーボウル・パフォーマンス。ブラックパンサーはヘイトグループと怒った人物がコンサート・ボイコットを呼び掛け / ビヨンセ、新曲"Formation"とハーフタイム・ショーへの客演について語る / 「ニューオーリンズで何が起こったのか知ってんのか?」・・・は、・・・カトリーナが襲ったこの町(アフリカン・アメリカン・コミュニティ)は、その後お前ら(白人主導の政権)が放ったらかしにしてるんだろ!」というメッセージ・・・ / ビヨンセ抗議集会、参加者はたったの3人だったそうだ。 一方、アンチ抗議の人たちはどんどん増え続け・・・


Formation (Dirty)

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パフォーマンスには「ブラック・パンサー党」や「ブラック・ライブス・マター(黒人の命の権利)」運動に対するオマージュが見られたため、ある層から「警察批判」だと非難を受けている。ビヨンセに対する正式な抗議運動はマンハッタンにあるNFL本部の外で2月16日に実施されることが決まっているが、「フォーメーション・ツアー」のチケット販売もこの日と同日から開始される予定となっている。

この抗議運動の詳細は米「デイリー・ニュース」の記事で報道されており、ビヨンセのパフォーマンスが「ヘイト・スピーチ」、そして「人種差別」であるとして、以下のような文言で参加者を募っている。「あなたはアメリカ人として、ビヨンセが行った人種差別的な愚行に対して憤りを感じましたか? また、彼女のパフォーマンスを警察に対する侮辱とみなしますか?」

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会場で突撃インタヴューを試みたエンタテイメント・トゥナイトに対し、ビヨンセは新曲について「自分に誇りを持てる曲なの」と語っている。

「こういうものがやりたかった。みんなに誇りを感じてもらいたいし、自分のことを好きになってもらいたいから」

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まず、冒頭でシャウトされるのは「What happened at the NewOrleans? Bitch, I'm back by popular demand (ニューオーリンズで何が起こったのか知ってんのか?ビッチ、ご好評に応えて帰ってきてやったぜ)」というフレーズ。このフレーズ、メッシー・マイアという男性の声なんですね。このメッシーもニューオーリンズ出身。地元そしてソーシャル・メディアで人気のコメディアン&ラッパーでした。そのメッシーなんですが、2010年に彼女のベイビー・シャワー(安産を願うためのお祝い)から帰る途中に銃撃されて命を落としているんですね。まだ犯人は捕まっていないとか。そして、ニューオーリンズといえば、否応なく2005年にニューオーリンズを襲ったハリケーン・カトリーナによる大災害の事を思い出します。事実、MVの冒頭はは家屋を飲み込むような水の中、半分水没したパトカーに乗ったビヨンセが映し出されます。また、カトリーナといえば、被災した住民の多くがアフリカン・アメリカンやヒスパニックだったことから、地域や政権が抱える人種問題も浮き彫りにしました。カニエ・ウエストも当時、「George Bush doesn’t care about black people(ジョージ・ブッシュは黒人の事なんて気にしちゃいない)」と発言して話題になりましたよね。

なので、最初の「ニューオーリンズで何が起こったのか知ってんのか?」というメッシーのフレーズは、そのまま、カトリーナが襲ったこの町(アフリカン・アメリカン・コミュニティ)は、その後お前ら(白人主導の政権)が放ったらかしにしてるんだろ!」というメッセージとしても受け取れます。

…と言う、強烈なステイトメントでスタートするのが、この”Formation”なんです。その後に続くビヨンセのラインにも、アメリカ南部出身のアフリカン・アメリカンである自身のルーツを強調する箇所がチラホラ。

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スーパーボウルのハーフタイムショー ビヨンセ、カッコ良すぎる! ; ビヨンセ"Formation"、それぞれに提示するステイトメント。(HIPHOPうんちくん) ; 「さあ、レイディース!フォーメーションを組むよ!」 / FULL PERFORMANCE (動画2分50秒) / The message behind Beyoncé's Super Bowl outfit (Beyoncé pays tribute to Black Panthers) / 黒人運動テーマの新曲披露 / ハーフタイムショーでビヨンセ、コールドプレイ、ブルーノ・マーズが夢の共演 スーパーボウル(画像集)— ハフィントンポスト日本版 / Beyoncé honours Michael Jackson

【New!】ビヨンセはグラミー賞でゴスペルを高らかに歌った。そこには、誇りがあった。 — ハフィントンポスト日本版 : 「この世で生き、闘い、涙を流し、そして光と情熱をうちに秘める、そんな本物の男性たちを表現したかったんです」 「アフリカ系アメリカ人男性たちの強さと弱さを表現するいい機会ではないかと思いました」 / 【新着ブログ】ファレル、ビヨンセ...大物たちが同じジェスチャーで発した主張とは?(グラミー賞) — ハフィントンポスト日本版

ファーガソン、ボルティモアの抗議デモ逮捕者の保釈金をジェイ・Zとビヨンセが人知れず払っていた。 / Jay-Z and Beyonce spent thousands quietly bailing out Baltimore and Ferguson protesters

アメリカ黒人少年射殺事件 無罪評決への抗議デモ相次ぐ スティービー・ワンダーも抗議 ビヨンセも黙祷を呼びかけ









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