・・・『逝きし世の面影』について・・・「進歩や経済成長はよいものだ、と信じて疑わなくなったのは近代以降のこと。近代以前の江戸を見ることで、いまの思考の枠組みを問い直したかった」
近代の問い直しは、本書の一貫したテーマでもある。・・・
犬がしっぽに振り回されるように、社会が経済に振り回されるようになったのも近代以降のことという。「いくら稼いだか、どれだけ業績を上げたか。そんなものさしだけで、人の価値をはかることに
慣れ切ってしまったのが、いまの社会なのでは。生きづらくなって当然でしょう」
(略)
(著者に会いたい 『新編荒野に立つ虹』 渡辺京二さん(86) 『朝日新聞』2017-01-15)
ちょうどコレ↓読んでるところ(何度目か)
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