この問題で「『国民の総意』よりも『支持団体の意向』を重んじるかのような高市総理や維新の政治姿勢」には、私も怒りを覚える https://t.co/Z7LAoKIZS8
— Shoko Egawa (@amneris84) June 28, 2026
高市政権は、皇室典範改正を、こんな国会会期末に、「国民の総意」を踏みにじるような拙速な議論のまま強行しようとしている。
「養子の子にも皇位継承権」――そんな報道が飛び込んできた。目を疑った。
自民・維新が出そうとしている改正案では、その子どもが男子であれば皇位継承権まで認めようとしているようだ。
そもそも「養子」案は、旧皇室典範でも現行皇室典範でも認められず、2005年の有識者会議でも否定されている。
だから今回の「立法府の総意」では、
・皇族には養子が認められてこなかった趣旨を踏まえ
・慎重に制度設計を行うものとする
・養子が皇統の紊乱(びんらん)を防ぐ等のために皇室典範で認められてこなかったことを重く受け止め
などの文言が繰り返し書き込まれ、「養子」本人の「子や子孫」の継承資格についても書かれなかったと理解している。
改正案は、そんな衆参の正副議長のとりまとめすらも無視した内容になっているのだ。
一方で、愛子内親王をはじめ女性皇族の配偶者や「子」の身分は決まっていないのに、住民基本台帳法の適用だけはさっさと決めようとしている。
これでは、例えば「愛子内親王の子」は皇位継承権を持たない民間人となる一方、「養子の子」には皇位継承権が認められることになりかねない。
男子・男系に固執するあまり、こんないびつな制度を「高市総理+維新」が強行しようとしている。
「国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります」
天皇陛下はこうおっしゃった。
国民の8割近くは、女性・女系天皇を支持している。ここにこそ「国民の総意」があるのではないか。
これに強く反対しているのは、右派団体の日本会議や旧統一教会だ。
私が怒りを覚えるのは、「国民の総意」よりも「支持団体の意向」を重んじるかのような高市総理や維新の政治姿勢だ。
20年以上にわたって慎重に議論してきた重要な案件を、このままこの政権でとりあつかわせてよいのか。危機感しかない。
天皇・皇后両陛下はベルギーを訪問され、将来の女王であるエリザベート王女の出迎えを受けた。
ベルギーでは1991年の憲法改正により、性別にかかわらず第一子に王位継承権が与えられるようになり、エリザベート王女は弟たちの誕生後も第一位の王位継承権を保持し、将来の女王となることが確定している。
ベルギー訪問で、将来の女王であるエリザベート王女と親しく接された天皇・皇后両陛下は、どのような気持ちになったろう。
繰り返すが、皇室典範改正をこの国会会期末に拙速な議論のまま結論づけるべきではない。
性別によらない第一子優先を含め、根本から議論すべきだ。
高市総理が民意を無視してこれを強行するなら、それは高市政権の「終わりの始まり」になりかねない。
(つじもと清美)
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