「トリチウム、薄めて海へ流すべき」 汚染水で学会見解
【木村俊介】日本原子力学会の事故調査委員会(委員長、田中知・東京大教授)は2日、東京電力福島第一原発事故で増え続ける汚染水について、放射性物質の除去装置で取り除けないトリチウム(三重水素)は薄めて海に流すべきだとする見解をまとめた。ほかに手はなく、高濃度の放射性物質が漏れるリスクを減らすべきだとしている。
この日公表した最終報告書の原案の中で示した。
原案の中に、トリチウムを自然界に存在する濃度にまで薄めて海に流すことを盛り込んだ。トリチウムは水素の同位体。法で定める放出限度は1リットルあたり6万ベクレルで、放射性セシウムに比べ千分の1の濃度。水として振る舞うため調査委員会は生物の中で濃縮されることはないとしている。
読売新聞
汚染水放出、トリチウム薄める必要…原子力学会
日本原子力学会の東京電力福島第一原子力発電所事故に関する調査委員会(委員長=田中知・東大教授)は2日、汚染水の海洋放出に関する提言を盛り込んだ最終報告書案をまとめた。
今後、本格稼働する放射性物質の除去装置でストロンチウムなどを取り除き、その後も残るトリチウムは安全基準値(1リットル当たり6万ベクレル)より大幅に薄めて放出する必要があるとしている。事故原因については地震による原子炉の破損を否定、津波によるものと結論づけた。
学会事故調は昨年8月に検討を開始。関係者から新たなヒアリングは行っておらず、すでに発表されている政府、国会、東電の事故調査報告書の分析を中心にまとめた。年内にさらに数回検討会を開き、確定版を約400ページの報告書として出版するとしている。
(2013年9月2日18時07分 読売新聞)
除去できないトリチウムは薄めれば海への放出も構わない。独自調査をせず国会事故調などの報告書をもとに、地震による原子炉の破損はないと結論づけた日本原子力学会の事故調査委員会(委員長、田中知・東京大教授)。本当に科学者の集まりなのだろうか?単にモラルも何もない人間の集まりでは。
— 山本宗補 (@asama888) September 3, 2013
1 件のコメント:
トリチウムを除去する、地球上でたった一つの方法があります。
それは、政府がケッシュ財団から受け取った技術を公開することです。
ttp://www.onpa.tv/2013/08/11/1893
政府はひたすら隠蔽していますが、このケッシュ財団から受け取った技術だけが、地球上の全てのトリチウムをも浄化できるただ一つの方法でしょう。
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