NHK
乳業大手 チーズなど値上げへ
07月22日 10時39分
乳業大手の間では、国内の生産者の減少などによって原料となる加工用の牛乳の仕入れ価格が上昇しているとして、家庭用のチーズやバターについて8月の出荷分から希望小売価格を引き上げる動きが広がっています。
このうち「雪印メグミルク」は、家庭用のチーズのうち22品目を対象に、8月1日の出荷分から希望小売価格を引き上げます。
値上げの幅は、最も小さい商品が4.7%、最も大きい商品では14.3%となっています。
値上げの理由について会社では、原料の主な生産地である北海道の生産者が減って、加工用の牛乳の生産量が減少し、仕入れ価格が上昇したためだと説明しています。
また「明治」と「森永乳業」も、原料の仕入れ価格の上昇によって家庭用のチーズやバターの希望小売価格を、8月1日の出荷分から引き上げます。
具体的には「明治」があわせて10品目を2.1%から10%値上げし、「森永乳業」もあわせて3品目を2.6%から7.1%値上げします。
生活に身近な食品では、4月に消費税率が引き上げられたのに続いて、ハムやチョコレートなどで、値上げや、値段を変えずに量を減らす実質値上げの動きが相次いでいます。
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