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90歳のシェフ、ホームレスに食事を提供して逮捕 それでも「息をしている限り活動を続ける」
The Huffington Post | 執筆者: Eleanor Goldberg
投稿日: 2014年11月14日 14時50分
フロリダ州のフォートローダーデール市は11月2日、「公共の場でホームレスの人々に食べ物を与えた」のは条例違反だとして、90歳のアーノルド・アボット氏を逮捕した。
地元ニュースサイト「Local 10」の記事によると、海岸でホームレスに食事を配ろうとしていたアボット氏と2人の牧師に、警察は出頭を命じた。地元紙「Sun Sentinel」が報じたところでは、アボット氏らが用意した300人分の食事のうち、ほんの数人分を提供した段階で、警察が介入したという。
逮捕の根拠となったのは、慈善団体が屋外の公共の場所でホームレスの人々に食事を与える活動を制限する、同市の新しい条例だ。激しい抗議活動が行われたにもかかわらず、10月22日に成立した。
この新しい条例は、「公衆の保健と安全のため」に、屋外で食事を提供するプログラムを1街区につき1つのみに制限し、かつ住宅地から少なくとも500フィート(約150メートル)離れた場所で行わなければならないと定めている。また、「Sun Sentinel」によれば、条例はそうした活動を行うグループに対し、移動式トイレの設置も要求している。
市の条例に違反した2人の牧師とアボット氏は、60日間の禁錮と500ドルの罰金を課される可能性がある。しかし、アボット氏は、逮捕から4日後の11月6日にはフォートローダーデールの海岸で活動を再開し、その場で再び警察への出頭を求められたと、AP通信は報じている。
Local 10が11月9日に開いた、ジャック・セイラー市長との公開討論で、アボット氏は市長の意見に真っ向から反対し、「自身の信念に従って活動を続ける」と明言した。
(略)
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