2017年6月2日金曜日

【報ステ】加計学園問題…前川前次官に単独取材1 &2(動画) / FNNのインタビュー 前川前次官語る「本当ぐいぐい...無責任」(動画); コハラミユキさんによる書き起こし / 「権力は国民がコントロールしなければならない。そのためには、国民が知らなければいけないし、知らせる義務があるのはメディアですから」 / 「『秘』ではないのもの、むしろ『秘』にしてはいけないものを、国民に知らせるというのはむしろ積極的にやるべき。それがなかったら民主主義は成り立たないと思います」 / 小泉内閣の時は明確に言われたが明確に反対できた。報復人事みたいなものもなかった     



 加計学園の獣医学部新設をめぐり、文部科学省の前川喜平前事務次官は、当時の内閣官房参与である木曽功氏の訪問が一つの転機となったことを明かした。木曽氏は加計学園の理事で、系列の大学の学長でもある。前川氏は「去年8月、木曽氏が訪ねてきた際『国家戦略特区における獣医学部の新設の件、よろしく』『国家戦略特区諮問会議が決定するから、決定に文科省は従えばいいんだ』と話した」と語った。前川氏は、この訪問で事態が動き出したと感じたという。

 木曽氏は「面会の用向きは、前川氏の退官後の身の振り方について考えを聞いてほしいと知人からの依頼を受けて意向を確認しに行った次第。人事の話の後、雑談で私が4月から加計学園の経営する千葉科学大学の学長であることから今治市の国家戦略特区の話も出た。加計学園は申請をしている立場なので、社交辞令として『よろしく』くらいは言うかもしれないが、特区の件は手続きに従って進んでいたころであり、具体的なお願いをする必要はないし、まして圧力をかける理由もない」とコメントした。

 前川氏は「総理が友達のために『何とかしてくれ』と言ったかはわからない。国の将来に役立つ、規制緩和をするだけの意味があると、筋が通っていれば総理の意向がどうであれ構わない。総理との関係が理由になって特例が認められるのであれば、それは悪い特別扱いだ」と語った。


2日午後1時、渦中の人物、前川喜平文部科学省前事務次官が、FNNのインタビューに応じました。

学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、前川氏は、規制緩和を進める中で国が行政をゆがめ、獣医学部新設が決められたと主張してきた。

(ゆがめられたのは具体的に何?)
その規制緩和の行政における意思決定のあり方、ステップ、手続きはほとんど踏まれないまま結論を出してしまった。そこに問題があると思っている。

(ステップを踏めなかったのは、首相の意向?)
新しい獣医学部を作るうえで本当に新しい分野の人材需要があるといえるのか、そういうことは何度も申し上げて、内閣府として、ここを検証しないで無責任に決めていいのか、文科省としては疑問に感じながらもついて行かざるを得なかった。

その前川氏が、「『首相のご意向』などと記された文書について、本物だ」と話したことについて、安倍首相は1日、ラジオ番組の収録で前川氏を批判。
その発言を聞いてもらった。
安倍首相は「(前川)前次官が、わたしの意向かどうかということは、確かめようと思えば確かめられるんですよね。大臣と一緒にわたしのところに来ればいいじゃないですか」と述べていた。
前川氏は「1つは事務次官というのは、やはり事務次官。次の官なんです。(松野)大臣を支える立場なんです。(松野)大臣をすっ飛ばして総理にお会いするとか、事務次官はそういう立場ではない。(松野)大臣も疑問を抱きつつ、同調せざるを得ないというのが実態。やはり、今治ありき、加計学園ありきではないか。これは口に出さないけれど、暗黙の共通理解としてあったと思う。規制緩和一般という改革の衣をまとっているけど、実際には誰の意図かわからないが、最終的には加計学園の獣医学部を作れるゴールが念頭にあったのではないかと、わたしは疑わざるを得ない。極めて無責任な行政であると思わざるを得ない」と語った。

(内閣府がぐいぐい来て決めた?)
本当にぐいぐい。
内閣府の説明では、官邸の最高レベルが言っているとか、首相のご意向と聞いているとか、説明以上のものはないわけで、われわれとしては、どうしてかなと不本意のまま。

そうした状況に官僚側が置かれる背景については。
(中央からのグリップ、いわゆる忖度(そんたく)につながると?)
それは、そういう状況は起こりえる。
よく言われているように、内閣人事局ができてから、審議官以上の人事は、大臣限りでは決められないとなっている。
そうすると、官邸にはにらまれたくないという気持ちは、役人の間に芽生えてもおかしくない。

(前川氏は現役時代、そういう意識はあった?)
いや、わたしはあまり意識していなかった。
なんとなく事務次官にさせてもらったという感じ。
もちろん今、官邸の皆さんは、なんであんなやつ、事務次官にしたんだって思っているかもしれないが。

この問題の浮上後に報じられたもう1つの問題。
自身が出会い系バーで、女性に小遣いを渡していたことについては「会見で申し上げた通りで、それ以上のものはありません」と語った。

(「お小遣いあげるのはおかしい」と官房長官の発言も)
それも会見で、申し上げた通りで、それ以上のことはない。

(「人格攻撃」されたという思いは?)
多くの皆さんが人格攻撃と言っているし、まあ、人格攻撃なんだろうと思う。
辞任の経緯についても官房長官は明らかに事実に反することを言っている。
これはわたしも、極めて不本意。

この発言について菅官房長官は「私は私が把握している事実に基づいて発言しただけです」と述べた。
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(YouTube)安倍首相の祖父・岸信介衝撃発言!あれは「侵略戦争だった!!」

2017年6月1日木曜日

県立神奈川近代文学館で開催中の企画展『生誕120年 宇野千代展 -華麗なる女の物語』に行った。2017-05-30

5月30日
県立神奈川近代文学館で開催中の
企画展『生誕120年 宇野千代展 -華麗なる女の物語』
に行った。

99歳の天寿をまっとうされたのにまず驚く(感心する)。
若い頃、尾崎士郎と結婚、次に東郷青児と結婚、そののち永遠の伴侶を得られるのだが、それより以前に、娘の生活の安定を願う親の決めた結婚が2回あった。

雑誌の主宰・編集にも秀でて、戦前に中断した文芸雑誌『文体』を戦後に復刊、大岡昇平『野火』はこれに発表された作品。

尾崎士郎と夫婦であった頃、湯ヶ島に逗留、ここで結核療養中の梶井基次郎と親しくなり、それが尾崎との離婚の遠因となったと、小説『生きてゆく私』に記述があるとのこと。

梶井基次郎は、この湯ヶ島で観た染井吉野から着想を得て、「桜の樹の下には屍体埋まっている!」で始まる『桜の樹の下には』を創作した。

短い文章なので、今回、『青空文庫』読んでみた。
死と隣り合わせの生活の中で観た桜の「生き生きとした」美しさを描写している。

 「いったいどんな樹の花でも、いわゆる真っ盛りという状態に達すると、あたりの空気のなかへ一種神秘な雰囲気を撒き散らすものだ。それは、よく廻った独楽が完全な静止に澄むように、また、音楽の上手な演奏がきまってなにかの幻覚を伴うように、灼熱した生殖の幻覚させる後光のようなものだ。それは人の心を撲たずにはおかない、不思議な、生き生きとした、美しさだ。」




梶井基次郎といえば、『檸檬』も難解だ。
これも『青空文庫』で読んでみた。
やはり難解。それより、今なら、公安の尾行がつくかも知れない。

作品中、寺町二条にある果物屋さん、残念ながら数年前(2009/1)に廃業された。
直後の写真(過去記事)。
京都 寺町通りを歩く(4) 京都市役所 梶井基次郎「檸檬」の「八百卯」 藤原定家の京極邸跡 「本因坊」発祥の地






共謀罪:大日本帝国を呼び戻す共謀罪は治安維持法の再来だ!=保阪正康 - (サンデー毎日6月11日号から); 私たちは今、「昭和の怪物」よりはるかに凶々(まがまが)しい「平成の怪物」の下に身を置いているのかもしれない


 (略)

 ・・・今回の共謀罪の委員会でのやりとり、国会審議の軽視、疑問がなんら解消しないままの法案成立を見ていて、今この国が向かっているのは、明らかに自省なき大日本帝国への回帰なんだ、と断定してかまわない。安倍首相は一言も口にしないが、自らの在任中に大日本帝国を再構築しようと企図していると考える以外にない。

 共謀罪の審議でもっとも重要な点は、・・・単純にこの法律によって私たちの健全な社会生活は著しく阻害されるということだ。共謀罪をテロ等準備罪と言い換えたところで、その内容は変わるわけではなく、社会が病理を抱えこむ時代になったという意味である。

「一般の人」論争などはその典型で、安倍首相はある集団が犯罪集団となったら、そこに関わっている人は「一般人であるわけがない」と屈託なく答えた。この無邪気な首相は実は恐るべきファシストなのである。ある集団が犯罪集団であるか否かは警察や検察が決めるというのであれば、一般人はどのような集団ともかかわらないでひたすら他者と関係を持たずに社会生活を営む以外になくなる。

「妄想」という弾圧する側の病理にとりつかれた

 さて、こうしたことを前提に以下の論を進めることにしていきたい。

 この法律が案として閣議決定(三月二十一日)する直前に、私は『毎日新聞』の取材に応じて「反対」の立場から次のように述べた(三月十九日付朝刊に「社会に病理を生む恐れ」との見出しがついている)。

「法は自己目的化することがある。戦前の治安維持法も、作られた当初は、天皇や私有財産を否定する団体を取り締まることが目的だった。しかし、徐々に取り締まりの対象が自由主義者、宗教、さらに国家主義者へと変わっていった。起訴率を高めるために取り調べに拷問も使われた。一般の人たちには関係のない法律だったはずが、考えられないほど増幅し、歯止めが利かなくなっていった。治安立法の怖さとはそういうものなのだ。(以下略)」

 私はこの法律が国会に上程されるときからこのように考えていたが、結果的にこういう不安がむしろ当たり前になってしまった。

 昭和史(とくにその前期)のファシズム体制を検証していて、治安維持法に基く捜査がどれほど社会生活を萎縮させるかはこれまで一貫して語られてきた。結局、この治安立法は、特高警察による自白を引き出すための拷問や、ごく一般人の社会生活も予防拘禁といった形で制限されたり、さらには特別要視察人として自らがたまたま入会していた文化サークルの中に一人の非社会的犯罪を夢想する者がいてその人物が逮捕されるなどすることで、一般人も一生監視されることにもなりかねない怖さを持ってきた。

 そんな昭和の光景がこれからは日々繰り返される法的根拠ができあがっていく。それが「社会が病む」という状態であった。

 昭和前期に特高警察に身を置いた刑事、治安維持法容疑で逮捕された宗教人、自由主義者、そしてごくふつうの市民(当時は臣民といったわけだが)など数十人に私は証言を求めてきた。それは結果的に社会が病むとはどういうことか、を知ることになったのだ。

 (略)

 戦後の保守党の代議士の出身母体を見ていくとわかるが、内務省警保局出身の政治家は大体が右派グループに属し、常に治安維持を至上命令とし、そのための法律づくりに走り回っている。その言は、現実を見ているのではなく、国民がいつ共産主義者になるかわからない、反政府的分子になるかわからないとの妄想にも似た言を弄していたことが今は容易にわかる。

 弾圧する側の病理にとりつかれてしまっているのだ。私は昭和のある事件の被害者がいかに特高警察に弾圧されたか、犯罪の意思などないのに拷問を何度も受け精神異常になった人たちの関係者の証言を聞いたのだが、そのことを当時の特高関係の責任者(戦後は自民党右派の議員)は一片の同情すら持っていないのに驚いた。

平気で拷問できるのが「有能な刑事」

 (略)

 これは原子物理学者の武谷三男から聞いた話だが、戦争末期にやはり治安維持法違反で逮捕されたというのだが、初めは拷問まがいの取り調べを受けたという。ところが敗戦が近くなると、刑事たちは「先生」と言いだし、それで署内で原子爆弾の説明を求められて、署員を前に講演したという。同志社大学の教授だった和田洋一(私の恩師なのだが)は、京都で新村出、中井正一、久野収らと同人誌「土曜日」を戦時下に細々と刊行した。和田は共産主義には批判的なクリスチャンだったが、特高刑事により治安維持法違反で逮捕されている。昭和十八年である。

 その刑事は、「おまえは一日二十四時間のうち一分一秒でもいいから、共産主義はいいと思っただろう」と問われている。自分はこの思想には反対だというと、「そんなことはいい。一分一秒でもいいから思ったことあるだろう」とあまりにも執拗(しつよう)なので、「一秒ぐらいならあるかもしれない」と答えると、「それだよ。おまえは治安維持法違反なんだ」と言われた。この顛末(てんまつ)を和田は戦後になって『灰色のユーモア』という書の中で明かしている。

 治安維持法の容疑者として逮捕され、その後釈放された者たちが一様に語っているが、戦争末期になると特高刑事たちは、そういう容疑者宅を回って、「俺はあんたを拷問していないよな。そのことを一筆書いてくれんか」と頼んで歩いたとのエピソードもある。

「あんた、俺を殴ったではないか」「いやあ一発二発ぐらいは大目に見ろよ」といった会話が交わされたというのである。

ファシズムは「行政独裁」と同義語

 こうした話を幾つも集めていくと、治安維持法が暴走していくプロセスが、人間社会の思惑と計算をこめてのことであり、ひとたび弾圧機構が自己回転していくととんでもない形になることがわかる。

 治安維持法は敗戦という事態でその醜悪な部分を露呈したのだが、共謀罪がもしこのような形で暴走するならば、歯止めはどのような形で収まるのだろうか。最低限度、共謀罪は取り調べの可視化が前提になるというのは当然のことであろう。

 すでに多くの論者が指摘しているように、治安維持法は当初は共産主義系団体やその構成員を対象にしていた。しかし、昭和八年の鍋山貞親や佐野学ら指導部の転向声明を機に、実質的に共産主義者は存在しえない状態になった。そこで特高警察は機構を縮小していったか。

 そんなことはない。むしろその体制を拡大して自由主義者、宗教家、文化人、労働者などのつくっている団体とそこに関係する「一般人」をターゲットにしていく。それを根絶やし状態にすると次は国家主義、民族主義陣営(いわゆる右翼)にとシフトしていく。

 太平洋戦争下では、戦時立法とからませながら軍事に抗する人たちをも個の中に入れていく。その自己増殖の激しさは、驚くほどのスピードで進んでいくのだ。

 (略)

 軍事独裁といい、ファシズムという。しかしこれは何も特別の事態を意味するのではない。東條の例を見てもわかるとおり、行政独裁と同義語なのである。行政、立法、司法の三権は分立しているのではなく、行政の下に立法も司法も隷属していることを指している。

 かつて安倍首相は「私は立法府の長である」と言って、あわてて取り消したというが、その心情は行政独裁国家にしますとの意思表示だったと考えれば、決して不思議ではない。しかも今回の共謀罪は統治主義から人治主義に変わる意味もある。この内閣の議会での答弁の、人を喰ったような内容は、行政独裁ならぬ「安倍独裁」との意味さえある。

 テロ準備罪と名を変え、国連からの忠告も無視する動きを見ていくと、私たちの二十一世紀は暗澹(あんたん)とした気持ちになってくる。私たちは今、「昭和の怪物」よりはるかに凶々(まがまが)しい「平成の怪物」の下に身を置いているのかもしれない。

(この項、了)

(ノンフィクション作家・評論家 保阪正康)

(サンデー毎日6月11日号から)

(ネコとイヌの動画) めちゃなごむわ~


【河野洋平元衆院議長「安倍の改憲、納得できない」】自衛隊根拠9条明記で首相を批判 「安倍という不思議な政権ができ、その人が指さす方向に憲法を変えていくなんて納得できない」と、安倍を名指しで批判(日刊ゲンダイ) / 「安倍という不思議な政権」河野洋平元衆院議長が首相を呼び捨て猛批判 外交も「中国の嫌がることばかり」「9条は触るべきでない」 講演詳報 (産経)   



 かつて自民党総裁を務めた河野洋平元衆院議長が31日、都内で講演し、安倍晋三首相(党総裁)が9条への自衛隊の存在明記などの憲法改正に意欲を示したことに関し、「安倍という不思議な政権」と呼び捨てにし、「理解のしようもない」と首相を猛批判した。「自民党は改憲党ではない」とも強調し、若手のころに憲法問題を政策綱領から外そうと画策して受け入れられずに離党したとの経緯も赤裸々に語った。日中関係についても、「対中包囲網」の構築を図る安倍政権を「中国の嫌がることばかりやっている」と批判した。河野氏の発言の詳報は次の通り。
       


日中関係】

(略)

「・・・新聞なんか見ると、7月に首脳会談だと。でも7月にG20(20カ国・地域首脳会議)があって、そこで会おうという話を一生懸命しているだけだ。それを首脳会談というのかと思う。国際会議のついでに、というか折りに、首脳が別室でちょっと話すと言っても、せいぜい30分か1時間話をするだけで。そうではなくて、首脳会談はどちらかの首脳がどちらかの国を訪ねて、きちんとそのために話し合うという首脳会談をセットしなければ、首脳会談ができた(とはいわない)。これで3回目といっても、そんなものは3回目にならない

(略)

 「日本外交は、どうもやっていることは中国包囲網づくりだ。・・・」

 「一方では、南沙諸島、南シナ海問題で、例えばサミットで日本が音頭を取って中国を非難する。あるいは国際会議で日本は必ず取り上げて非難する。・・・そこまで出て行ってやる。正義感から言わざるを得ないのはそうかもしれないが、一方で北朝鮮問題では中国の力を借りたいんだと」

 「私は外交問題で何かこれをやろうと思ったら、そこにもっと重点を置いて集中して力を集めることが大事だ。多少、こちらを後回しをしてでも、この問題解決のために当たるということがどうしてできないんだろう。そんなことで問題が解決できるとは思えない。日本外交は一体どうなっているんだろうと。日本外交頑張れと言いたい。国民はテレビを見れば、北朝鮮のミサイルを見る。一方で、巨大な航空母艦が進んでいく。つまり、軍事的な問題は威嚇だから見せる。でも外交は見えない。だからどうしても国民は軍事的な動きに気を取られる」

(略)

「・・・サミットでのいろいろな日本の発言を見ると、どうも日本外交はお手伝いしているにすぎないんじゃないか。そうだとすれば残念だ。アジアの力というものをもっと大事にする。そしてアジアの力が世界とって重要な存在だと自覚する必要がある」

【憲法改正】

(略)

「まず憲法について、自民党という政党は、安倍さんは一貫して改憲を主張し、目指している政党だという。新聞にもやや勘違いがあるんじゃないかと思うが、自民党は改憲の党だと書いているところがあるが、これは間違いだと私は思う。
 というのは、自由民主党という政党は、自由党と民主党が合併してできた党だ。自由党は吉田(茂)さんがリーダーで、いわば護憲政党だ。民主党は鳩山(一郎)さんがリーダーで、改憲を主張する人が多く集まっていた。改憲を主張する人が多い民主党と、護憲を主張する人が多い、しかも長い間政権をとってきた吉田さんたちの勢力が一緒になり、改憲党になるはずがないじゃないか。護憲党と改憲党が一緒になって。改憲党になるとは到底思えない。それは大体、足して2で割りますよ。だからやったって2分の1の改憲か、2分の1の護憲かと私は思う。それが合併してできた自民党は一貫して改憲を主張する政党だなんて明らかにスタートは間違っている。認識が

 「・・・自民党ができたときに5つの文書があって、立党の精神とか文書があり、そのうちの3つの文書の中には改憲なんて1カ所もない。後の2つの文書の最後に、憲法問題について記されている。これは自主憲法の制定ですか。自主的改正でしたか。ということが書いてあるのは、文書の一番最後に書いてあるだけだ」

(略)

 「・・・私が総裁になったときに、自民党が野に下っているときに一時期なるが、総裁の時にやった仕事の一つは、政策綱領を変えて、国民とともに議論をしようというふうに変えて、改正という言葉を使わない、消したのが仕事の一つだった。後藤田正晴さんのリードでやった

「そんな歴史があり、最近の9条問題について、安倍さんの突如としてああいうことを仰る言い方には私は全く驚いている。理解のしようもないというのが私の気持ちだ。いろいろと議論やご批判もあるだろうが、私の個人的な主張を言えば、9条は触るべきでない。このままでも国民の皆さんは納得しているんだからこのままでよいと私は思う。人によっては、自衛隊を、軍隊と言うべき自衛隊の存在がある以上、書くべきだと仰る方もあるが、私はそれは間違っている。つまり、憲法はいつでも現実に合わせて変えていくんじゃなくて、現実を憲法に合わせる努力をまずしてみるというのが先じゃないのか

 「いや、もちろん世界情勢の変化とかいろいろあるから、そんなこと言ってたら日本を潰すよと仰るかもしれない。しかし、何でも憲法が事実自体がこうなんだから憲法をこう変えましょうと。実情がこうだから憲法をこう変えましょう。憲法が現実を追いかけて歩いているなんてのは、憲法にはひとかけらの理想がないのかと私は言いたくなる。やはり憲法というのは一つの理想が込められてなきゃならんと思っているもんですから、私はこの憲法問題については全く合意できない

 「しかも、安倍政権のもと、憲法問題をやるなんてことは、あり得ないことだと思っている。これはおそらく最近の日本の政治の中で、最も方向のこれまでと違う方向を指している政治の中で憲法を変えるのは、こんな方向で日本が歴代内閣がやってきた方向じゃない。それを安倍という不思議な政権ができて、その人が指さす方向に憲法を変えていくなんて、私は到底納得できないし、仮に国民投票に付されれば、全く認められるものではないと思っている。そんなことをやるくらいなら、それに費やす政治的エネルギーはほかにもっと使わなきゃならんことはたくさんあるだろうと思う。これについては合意できない」

 「自民党の中で小委員長をやって憲法問題をやや軽視したような文書を書いたと大変怒られたが、その時に自民党のベテラン議員の中には、オレがあの憲法をマッカーサーから預かってきたんだと。オレがやったんだ、怒られたり、憲法をつくるまでにどれくらい関わり合っていたかとか、嫌というほど聞かされている。それはよく分かるが、最終的に日本の議会で議論し、修正すべきところを修正して作ったものじゃないから、それを、ただただ借り物だと言って憲法を非難するのではなく、憲法を70年近く持って平和な国を作りあげてきたという国民の理解、合意をやはり考える必要があると思う。憲法を日本人が本当に日本人としてこなしきっているというか、完全に咀嚼(そしゃく)して使っていると私は見ていて、いろいろ意見は分かるが、依然として私は現行憲法は良いものだ、大事にすべきものだという私の気持ちに変わりはない







「めんどくさいという気持ちに、どうしても負けてしまうのだ。これはもう一種の犯罪・・・他人ではなく自分自身に対する犯罪だ。」種村弘 (鷲田清一『朝日新聞』折々のことば2017-03-13)

めんどくさいという気持ちに、どうしても負けてしまうのだ。これはもう一種の犯罪・・・他人ではなく自分自身に対する犯罪だ。
種村弘

 片づげのように、しなければとわかっていても、このままだと危ういとの予感があっても、目先のめんどくささに負け、ついに動かない。
小銭を落としても、ちゃんと捜さずに「なかったこと」にしてしまう、そんな「つるんとした無感覚」は、社会との向きあい方についても言える?
歌人のエッセー集「野良猫を尊敬した日」から。

(鷲田清一『朝日新聞』折々のことば2017-03-13)
『朝日新聞』2017-03-03



獣医学部開設 民進党「具体的需要」を追及 (日テレ); 山本地方創生相「何人がというようなことは神様以外難しいというのが私の理解です」


 安倍首相の友人が理事長を務める学校法人・加計学園の獣医学部開設を巡る問題で、民進党の桜井議員は閣議決定された獣医学部開設の条件が整っていたのか追及した。

 獣医学部開設の4条件の一つには、獣医師が対応すべき「新たな具体的な需要」が盛り込まれているが、桜井議員はこの具体的な需要を数字で示すよう求めた。

 民進党・桜井参院議員「具体的な需要とは一体何でしょうか?数字をお示しください」

 山本地方創生相「家畜、食料等を通じた人獣共通感染症の発生が国際的に拡大する中、獣医師が新たに対応すべき分野に係るニーズが一層顕著になっているわけです。何人がというようなことは神様以外難しいというのが私の理解です」

 民進党・桜井参院議員「今びっくりしました。どんどんどんどん学校つくったらいいんだというご答弁だったと思います」

 山本地方創生相は、「具体的な人数は難しいが、需要が明らかに出ている時に一切、獣医学部を開設しないというのは問題だ」と強調した。

 桜井議員はまた、「他の大学でもやればできるものだ」と指摘した上で、「やはり




6/1 自由党・森裕子議員の質問によって、萩生田光一官房副長官は、何と現在も加計学園の客員教授である事が判明 ; 森ゆうこ「今でも客員教授だと聞いてるが間違いか」 萩生田「報酬は受け取ってないが客員教授の身分は置いている」 森「バリバリの利害関係者じゃないですか」 / 森氏は利害関係者の排除を定めた「特区諮問会議」の運営方針に反すると追及






稲田防衛相の敗訴確定 週刊誌の「在特会」記事 (2017/6/1 - 共同通信);確定判決によると、2014年9月発売のサンデー毎日は、在特会がヘイトスピーチ活動をする団体だと指摘した上で、稲田氏の資金管理団体が、会幹部に近い人物から寄付を受けていたなどとする記事を載せた。 ← 最高裁がレイシスト認定した者を大臣に居座らせる政権って?


 在日特権を許さない市民の会(在特会)と近い関係にあると報じた週刊誌「サンデー毎日」の記事で名誉を傷つけられたとして、稲田朋美防衛相が発行元の毎日新聞社に損害賠償などを求めた訴訟は、稲田氏敗訴の二審判決が確定した。最高裁第3小法廷(木内道祥裁判長)が5月30日付で、稲田氏の上告を退ける決定をした。

 確定判決によると、2014年9月発売のサンデー毎日は、在特会がヘイトスピーチ活動をする団体だと指摘した上で、稲田氏の資金管理団体が、会幹部に近い人物から寄付を受けていたなどとする記事を載せた。

過去記事
【New】稲田朋美氏「在特会との蜜月」週刊誌報道で毎日新聞社を提訴 — ハフィントンポスト日本版 ← アアやぶヘビ / 「在特会と近い関係のあるかのような記事で名誉を傷つけられた」――稲田朋美・自民党政調会長が毎日新聞社を提訴 (togetter) / 「稲田朋美は酷い……山谷えり子の立場は一体どうなるんだ!可哀想じゃないか!」 / 在特会の当時の副会長と満面の笑みでツーショットを撮っていた、安倍晋三内閣総理大臣の立場は一体どうなるんだ! / 在特会デモに飛び入り参加した片山さつきはどうなるんだ! ← ダメでしょう /

稲田朋美氏の請求棄却 「在特会と蜜月」の週刊誌報道 (朝日新聞) ; 「在特会との近い距離が際立つ」などと書いた。判決は、この内容は真実で公益性もあると認定した / 稲田朋美と在特会との関係を報じたサンデー毎日に対して、稲田が名誉棄損で損害賠償の請求をしていたけど、大阪地裁は稲田の請求を棄却した。つまり、記事の内容は事実であると裁判所が認めたということになる / 稲田朋美政調会長とヘイト団体・在特会の“親密な関係”を裁判所が事実認定! スラップ訴訟による報道圧力を許すな (リテラ)

防衛相、在特会記事二審も敗訴 名誉毀損否定、大阪高裁 | 2016/10/12 - 共同通信 / 稲田防衛相の控訴棄却 「在特会と近い」週刊誌報道:朝日新聞 / 稲田防衛相、国会でも裁判でも負け犬(日刊ゲンダイ) ← 稲田と在特会との「親密な関係」を裁判所が再度認定した! / 稲田氏、連続敗戦記録堂々と更新中! 大江「沖縄ノート」裁判(弁護士)→負 南京事件李秀英名裁判(弁護士)→負 百人斬り競争裁判(弁護士)→負 他南京事件関連9連敗 サンデー毎日からの名誉棄損(原告)→負 週刊新潮からの名誉棄損(原告)→負