2012年9月27日木曜日

サラリーマンの平均年収、平成元年の水準にまで下がる。

NHKニュース
サラリーマン 平均年収下がる
9月27日 18時17分

去年のサラリーマンなどの平均年収は、前の年を下回る409万円となり、平成元年と同じ水準にまで下がったことが国税庁の調査で分かりました。

国税庁が、去年1年間を通して民間企業で働いた会社員やパート従業員ら4566万人を調べたところ、平均年収は、前の年より3万円少ないおよそ409万円でした。
これは、ピークだった平成9年の467万円に比べると、およそ58万円少なく、平成元年と同じ水準にまで下がっています。
業種別では、電気、ガスなどが713万円と最も高く、次いで金融、保険が577万円、情報通信が570万円となっています。

最も低かったのは、アルバイトの比率が高い宿泊、飲食サービスの230万円でした。

また、年収が200万円以下だった人は1069万人に上り、全体に占める割合は23.4%と前の年より0.4ポイント増えました。一方、1000万円を超える人は、全体の3.9%に当たる178万人余りと4年ぶりに増えていて、前の年に比べて格差が開いた格好です。

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