2013年6月20日木曜日

島根県議会総務委員会、従軍慰安婦問題について、政府に対し、河野談話を踏まえた対応を求める請願を賛成多数で採択

琉球新報
慰安婦問題の請願を採択 島根県議会総務委
2013年6月19日 

 島根県議会総務委員会は19日、旧日本軍の従軍慰安婦問題について、政府に対し、河野洋平官房長官談話を踏まえた対応を求める請願を賛成多数で採択した。請願は政府に対する意見書を要望しており、26日の本会議に意見書案が提出される見通し。 請願を出した新日本婦人の会島根県本部によると、都道府県議会が従軍慰安婦問題に関する意見書を可決したのはこれまで、京都府議会だけという。

 意見書案では「日本政府がこの問題に誠実に対応することが国際社会に対するわが国の責任である」として、政府に旧日本軍の関与を認めた河野談話を踏まえ、その内容を実行することと、被害女性への誠実な対応を求めている。

 新日本婦人の会島根県本部の山崎泰子会長は「日本は過去の談話できちんと対応する姿勢を示している。県議会としても政府に再確認を求めてほしい」と話した。
(共同通信)

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