8月12日、くもり一時雨、時々はれ
今日は次男が横浜の家を出て東京暮らしをするというので、どんなところに住むのか見に行った。今日がメインの家具やら家電品が届く日だったので、一応名目は引っ越し準備のお手伝い。
いやいや行ってみて驚いた。
昔、東京の街歩きを始めたころ、丹念に歩き廻った場所で、樋口一葉の最後の住居跡のほんの近く、数分もかからない場所だった。
一葉の、いわゆる「水の上日記」の時代、人気のでる時代、奇跡の14カ月と呼ばれる最後の2年を過ごす場所だ。
「水の上」というだけあって池の畔(上にもかかってたのか)に家屋があり、背後に崖があり・・・・。その崖はいまでもビルの背後に見えている。
本郷三丁目から菊坂を下りて、一葉が龍泉寺に移る前に住んでいた旧居跡や有名な伊勢屋質店を通って、菊坂下から白山通りに出たところすぐのところだ。
そういえば、一葉の略年譜を「樋口一葉日記抄」として掲載してたのに、どういう訳か途中で途切れてしまっている。これ、続けなきゃね。原稿はほぼ出来上がってるのに。
ちなみに、水の上日記のスタートがコチラだった ↓
樋口一葉日記抄 明治27年(1894)6月(22歳) 「唯目の前の苦をのがるゝが為に、婦女の身として尤も尊ぶべきこの操をいかにして破らんや。」(樋口一葉「水の上日記」)
・・・と、こういうわけで、夕方まで引っ越し準備で東京にいたので、地元横浜に戻って中華で軽く慰労会。
ま、要するに、なんか口実を見つけてはみんなで飲みたいということですが・・・。
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