河北新聞社
浪江・請戸沖2370ベクレル 過去最高値の7倍超
福島第1原発事故で、東京電力が福島県浪江町請戸の沖合2キロと3キロの海底で昨年12月に採取した土から1キログラム当たり2300ベクレルを超す放射性セシウムが検出されたことが22日、分かった。ほぼ同じ地点で前月に採取した検出値の58~95倍で、過去最高値の7倍以上。原因は不明という。
東電によると検出値は沖合2キロが2370ベクレル、3キロが2320ベクレル。昨年11月は2キロが25ベクレル、3キロが40ベクレル。過去最高は昨年6月で2キロが330ベクレル、3キロが310ベクレルだった。
東電は「ほかの地点でここまでの数値上昇はなく、原発からの新たな汚染水の流出はないと考える。データを蓄積し注視する」と話している。
2013年02月23日土曜日
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