2月14日(日)、はれ
池明観『「韓国からの通信」の時代』を読んだ。
昨年5月に韓国映画『1987 ある闘いの真実』を観たんだけど、韓国現代史のうち全斗煥政権末期の民主化闘争の中味をもう少し知っておきたかったため。
韓国映画『1987 ある闘いの真実』を観る 2020-05-12
本書は、ジャーナリズムのスタンスという切り口から、この時期の韓国を、①韓国の『東亜日報』が伝えたこと、②池明観『韓国からの通信』が伝えたこと、③日本の『朝日新聞』が伝えたこと、の三つの角度から叙述している。
私は特に①の視点をじっくり読ませてもらった。巻末の関連年表もすごくいい。
本書は対象期間が『「韓国からの通信」の時代』なので、叙述は1988年のソウルオリンピックで終わっている。この後の流れもそのうちにおさらいしたい。
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