昨日、今日と冷たい雨が降る。
「万葉集」巻第十の無記名歌「詠花」に
春雨は いたくなふりそ 桜花 いまだ見なくに 散らまく惜しくも
という歌がある。
しかし、咲き始めのサクラはこんな雨くらいに負けるものではない。
今日は、武道館で多分日本一だと思うマンモス大学の卒業式。
女子学生は殆どがハカマを身につけている。
失礼ながら、もしそのハカマ、レンタルだとしたら、女子学生のご両親はきっと、「春雨は いたくなふりそ ・・・」のお気持ちであろう。下の句は変わるとしても。
また、もしホームレスの人がいたとしたら、きっと「春雨は いたくなふりそ ・・・」のお気持ちであろう。下の句は変わるとしても。
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フゲンゾウというらしい。
鎌倉時代、鎌倉でオオシマザクラを親木として生まれた里桜(園芸品種)だそうです。
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ヤマザクラ
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ベニシダレ
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ミツバツツジ
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ニワウメ
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ニワウメ
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ハナズオウ
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中央やや左のベンチの上の広げられた傘にご注目下さい。
傘3本で何かを覆っていました。
ベンチの後ろの植え込みの中には、ブルーシートらしきものもありました。
やはり、「いたくなふりそ」だと思う。
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「★東京インデックス」 「四季のうつろいインデックス」をご参照下さい。
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