“年収400万円時代”に先手を打つ|NHK NEWS WEB https://t.co/gr9eaGqZNn— ガイチ (@gaitifuji) 2017年8月1日
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三菱食品は6年前に4つの会社が統合して発足した業界最大手で、そこで消費者の行動の研究を続けてきたのがマーケティング本部長を務める原正浩さんです。
原さんは「東京オリンピックが開かれる2020年から先、将来、日本はどう成長しているのか漠然とした不安はあるが、2020年以降は400万円未満の世帯が過半数を超えてくる。未来はバラ色ではないというのが分析してみての肌感覚だ」と話しています。
会社では店舗での売り上げデータなどをもとに消費行動の分析をしてきましたが、10年ほど前からは主婦のヒアリングをしたりモニター家庭の冷蔵庫の中を定点観測したりするなど、独自の調査を進めてきたそうです。そうした調査の結果、浮き彫りになってきたのが「年収400万円未満(額面)」の世帯が年々増えてきているという点でした。
厚生労働省の国民生活基礎調査では、「400万円未満」は1994年には34%だったものが、2015年には47%まで増加していますが、原さんたちは高齢者世帯の増加、非正規雇用の常態化、未婚世帯の増加から2020年には「400万円未満」が60%を超えると予測し、こうした世帯を「ニューエコノミカル層」と名付けました。
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