2019年9月12日木曜日

旧東海道を歩く 高輪大木戸跡(6km地点) 「コチャ高輪 夜明けて 提灯消す」 2019-09-12

9月12日、はれ
今日は旧東海道を、出発点である日本橋から品川宿(京急青物横丁駅)までを歩いた。
(詳細記事は別途)
約10kmかな。

実は、品川宿あたりの旧東海道、マゴちゃんの保育園お迎えでいつも通っている道なんですよ。

途中、6km地点で高輪大木戸跡を通過した(JR田町と品川の間、京急泉岳寺の少し手前)。
俗謡『お江戸日本橋』で歌われる「コチャ高輪 夜明けて 提灯消す」の高輪なんだね。
日本橋を七つ(午前4時頃)出発して、6km地点の高輪で明るくなったので提灯を消そう、ということだ。

この前にある「お江戸日本橋 七つ立ち 初のぼり 行列そろえて あれわいさのさ」というのは、初めての京都旅行でうきうきしている情景を表したものらしい。
江戸で丁稚奉公をした若者が初めての休暇で故郷の上方に帰る様子とする説もあるそうだ。
だから午前4時の出発でも全然平気なんだろうか。
また、そうでもしないと10里(40km)先の一泊目の戸塚宿に到着できないのかもしれない。

上方に向かうのを「(初)のぼり」というのも面白い。京都に行くのが「上り」だったんだね。

ところで、この『お江戸日本橋』という歌、江戸末期~明治の初めに流行したそうだが、「こちゃえ こちゃえ(こちらえ こちらえ)」の掛け声からも推察できるけれど、結構エロい内容なんだね。そこここで袖を引かれるんだ。




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