2022年3月28日月曜日

【期間限定無料公開】 『ULTRAS 世界最凶のゴール裏ジャーニー』第8章「ウクライナ:民主革命を支えた極右勢力のこれから」;「第8章のウクライナ編では、ユーロマイダンと呼ばれる民主革命の実像、ルハンシクなどで親ロシア派の勢力やロシア軍が行ってきた軍事介入、マリウポリにおける激闘、そしてプーチンから「ネオナチ」と名指しされている「アゾフ連隊」の実像などが、やはり密着取材を通して克明に描かれている。」     

 

<説明> 
 ロシアによるウクライナ軍事侵攻、オリガルヒの資産凍結をはじめとする経済制裁、そして存続の危機に立たされたチェルシー。スポーツ界やサッカー界は政治と無縁ではない。むしろ、一般に考えられているよりもはるかに深く、そして直接的に結び付いている。
  その事実をいちはやく指摘し、警鐘を鳴らした「予言の書」が、2018年に出版された『億万長者サッカークラブ サッカー界を支配する狂気のマネーゲーム』だった。
  とりわけ第1章の『東ヨーロッパ編 オルガリヒの台頭』は、ソ連崩壊後のロシアでプーチンが権力を掌握してきた過程、アブラモヴィチをはじめとする面々の暗躍などを、ナワルヌィ氏などをはじめとする民主運動家へのロングインタビューや、長期に亘る現地取材を通じて徹底解説。反体制派が次々と暗殺されていく恐ろしい実態、プーチンやオリガルヒなどに莫大な権力と富が流れ込んでいくメカニズム、「ノルド・ストリーム」を巡る問題、さらには欧州サッカー界が、いかにロシアの野望を支えてきてしまったかというテーマなどが、すべて詳述された驚くべき内容となっている。

  この『億万長者サッカークラブ』同様、今、大きな話題を集めているのが、昨年末に発売された問題の書、『ULTRAS 世界最凶のゴール裏ジャーニー』だ。特に第8章のウクライナ編では、ユーロマイダンと呼ばれる民主革命の実像、ルハンシクなどで親ロシア派の勢力やロシア軍が行ってきた軍事介入、マリウポリにおける激闘、そしてプーチンから「ネオナチ」と名指しされている「アゾフ連隊」の実像などが、やはり密着取材を通して克明に描かれている。
  今回はこれら2冊の「予言の書」を共に手掛けた、英国人著者のジェームス・モンタギュー氏、ならびに翻訳を手掛けたノンフィクションライターの田邊雅之氏のご厚意により、『億万長者サッカークラブ』に収録された「東欧編:オリガルヒの台頭」と、『ULTRAS』に収録された第8章、「ウクライナ:民主革命を支えた極右勢力のこれから」を、日本の読者のために無料公開。いずれも2週間の期間限定公開ですので、この機会に是非ご一読ください。



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