私もこの意見(感想)に賛成します。当たり前のことですから。それにしても、民進党って、ちょっと救い難いんじゃないでしょうか…。→蓮舫議員は別に好きじゃないが https://t.co/wVGKYWlRcS— 鈴木 耕 (@kou_1970) 2016年9月9日
(略)
つまり、馬脚をあらわしたのは、国籍や血統といったセンシティブな問題をネタに一人の政治家を火炙りにかけようとした人々の方で、今回の一連の騒動は、一部の日本人が、21世紀の現代に至ってなお、排外主義的な国家観ならびに民族意識を牢固として抱いていることを全世界に知らしめた事件として位置づけなければならないのではなかろうか。私はそのように考えている。
(略)
蓮舫議員を攻撃している人たちの中には、そもそも彼女が「蓮舫」という台湾由来の名前で政治活動をしていることを攻撃している一派がいる。
「どうして『村田蓮舫』と本名を名乗らないんだ?」
「忠誠心の置き所が、留学先の北京だからじゃないのか?」
「っていうか、日本の名前を名乗るのが屈辱なのか?」
と、彼らは、「村田」という日本人姓を名乗らない蓮舫議員の愛国心を疑ってやまない。
彼らは、二重国籍を云々する以前に、蓮舫議員が、「蓮舫」と自称していることが、気に入らないのだ。
しかし、普通に考えればわかることだが、蓮舫議員が「蓮舫」という名前を押し通している理由は、タレント時代に「蓮舫」という名前で得た知名度を、政治家として利用したかったからだ。
それは、「アントニオ猪木」議員にしてもそうだし、結婚して戸籍上の苗字が変わっているにもかかわらず、旧姓で立候補し、政治活動をしている「高市早苗(戸籍名は山本早苗)」議員や、「丸川珠代(戸籍名は大塚珠代)」議員のケースでも同じことだ。
要するに、政治家は、立候補する以前の職業で得た知名度を、そのまま選挙の際の得票に結びつけるべく、よく知られている名前を変えないという、それだけの話だ。
とすれば、一部のネット民が、高市早苗議員の名前を問題視していない一方で、蓮舫議員の自称に対しては、ことさらに異議を申し立てている態度は、一貫していない。背景に民族差別的な心情が介在していることを疑われても仕方がないと思う。
(略)
が、残念なことに、民進党の面々が、このバカないいがかりにまんまとひっかかっている。
これは、本当に残念な展開だ。
たとえば、代表選で前原誠司氏を応援する旨を表明している原口一博議員は、百田尚樹氏の
《幸せな時、たいていの人がいい人になれる。一部の人はとてもいい人になれる。
しかし、窮地に陥った時に出るのが、その人の本性。》
というツイートを引用した上で、以下のようなツイートを配信している。
《本当にそうだ。自分のルーツを確かめた。4代前まで辿るのがやっとの家系もあるが全て日本人だ。武の家系の荒々しさ。矜持。二・二六事件、特攻。農業。芸術。土と生きる人達のおとなしさと善良。海軍。キリスト者。自分に流れ込むものを知る。》(こちら)
党の同志である政治家が、その出自と血統をネタに中傷されている時に、自分の出自を持ち出して「矜持」だの何だのと血筋を誇るかのような言葉を並べているカタチだ。
本人は、このツイートのあと、色々と弁解を並べているが、こういう言い方をしてしまった以上、「自分の日本人の出自」をあえて誇ったと思われても仕方がない。
あまりにも愚かな対応だ。
(略)
両親のうちの一方が外国籍の人間だったからという理由で、日本に生まれて日本に育ち、日本国籍を取得して国会議員にまでなった「日本人」をつかまえて、その二重国籍の疑いを、あたかも政治的な醜聞であるかの如くに騒ぎ立てるような国があるのだとしたら、たぶん、そういう国に、わざわざやって来ようと考える外国人は、そんなに多くないだろう。
政治家の善し悪しが何で決まるのか、落ち着いて考えてみるべきだ。
(文・イラスト/小田嶋 隆)
蓮舫「二重国籍」報道はグロテスクな純血主義にもとづく差別攻撃だ! さらにはガセの可能性も浮上 https://t.co/rQj4lTycBi— litera (@litera_web) 2016年9月8日
蓮舫バッシングだって起こるはずだ。内閣情報調査室は2011年に「留学・海外勤務経験者は秘密漏えいする恐れ」と言ってるんだからな。そのうち日本を出たことのない人間が「純粋」だと言われるようになる。たいした美しい国だ。https://t.co/f0DAjzG5W1— 吉田尚 (@namepyon) 2016年9月8日
日本で生まれ育って、日本語が母語で、たまたまお父様が台湾生まれというだけ。この件はこのclarificationで終わりでしょう。 蓮舫さん、がんばってください! RT 国籍放棄問題の渦中にある蓮舫氏、単独インタビュー https://t.co/FgGMAZbMho— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2016年9月8日
こういうコラムがなぜもっとガンガン出てこないのか。|LOVE PIECE CLUB - 寄稿 - 李信恵「蓮舫議員の国籍を『問題』にすること、それがすでに差別」 https://t.co/QXIjo0OFoW— しゃちく (@OnLuiShachiquet) 2016年9月8日
https://t.co/FsBEoNZuHx「血統主義と生地主義、さらに重国籍を認めている国も多いなど、国籍法が国によって大きく異なっている以上、国籍選択制度、国籍唯一の原則は形骸化せざるをえないのが現実だ。 つまり日本の国籍法と、人々の実態の間にかい離が生じているのだ。」— 本田由紀 (@hahaguma) 2016年9月8日
蓮舫議員の二重国籍疑惑はネットデマでは? https://t.co/0vNLGvhOzt— 岡口基一 (@okaguchik) 2016年9月7日
朝刊。二重国籍保持者の外国籍離脱は「努力義務」と。識者によると仮に二重国籍保持者でも「日本の国会議員、首相や大臣になる上での法的禁止規定はな」い。「政治家と国籍、論点は 蓮舫氏「念のため」台湾籍放棄 外国籍離脱は努力義務」 https://t.co/ALVrVoNSYr— Hemmi Tatsuo (@camomille0206) 2016年9月7日
ケント・ギルバート 蓮舫氏の二重国籍疑惑を一蹴「人種差別に聞こえる」https://t.co/inlq43KQTk もはやトンデモネトウヨの代表格のようになった人がDHCというネトウヨ放送局のネトウヨ番組で語った内容でさえ「人種差別」と。前原と玉木聞いてるか。— C.R.A.C. (@cracjp) 2016年9月8日
深沢明人:蓮舫氏の二重国籍は違法じゃない https://t.co/Fo6IDmt1Xx— 3羽の雀 (@three_sparrows) 2016年9月7日
〈蓮舫議員がわが国の国籍を選択したのなら、国籍法上はそれで足りるのであり、「結果的には違法状態」でも何でもない〉
蓮舫のお祖母さんの陳杏村は、戦中、帝国海軍に極めて多大な貢献をし、商売で稼いだ金で戦闘機買って海軍に納入したりしてる。戦後はバナナ貿易とかで巨万の富を築き、自民党に多大な献金をし「岸信介の財布」とさえ言われた。— 菅野完 (@noiehoie) 2016年9月7日
今、蓮舫の二重国籍とやらを問題にしている連中より、だいぶ愛国者っぽい
さらに蓮舫の叔父さんは、台湾の元外務大臣。こうした家系をひけらかさないだけでも蓮舫は立派。どこぞの二世議員よりはるかに侍。 https://t.co/fZhyZwJ7lG— 青木 俊 (@AokiTonko) 2016年9月7日
蓮舫さんがレイシズム丸出しのバッシングを受けている最中に、レイシストの百田尚樹のツイートを引用して日本人家系自慢ツイート。結果的に何に加担することになるのか理解されているんでしょうか。https://t.co/ocuasNwRXg— pinball (@flipperpinball) 2016年9月7日
本当にそうだ。自分のルーツを確かめた。4代前まで辿るのがやっとの家系もあるが全て日本人だ。武の家系の荒々しさ。矜持。二・二六事件、特攻。農業。芸術。土と生きる人達のおとなしさと善良。海軍。キリスト者。自分に流れ込むものを知る。 https://t.co/fioYhOnZTp— 原口 一博 (@kharaguchi) 2016年9月6日
9/8 神奈川新聞 デスクノート— mizuya55 (@mizuya55) 2016年9月8日
石橋学記者「国籍を踏み絵に資質を問い、法的問題がないのに猜疑のまなざしを向ける。それをレイシズムと呼ぶ。」 pic.twitter.com/O0ncspMdts
0 件のコメント:
コメントを投稿